巨匠のよそおいを捨てたベルトリッチ。若者三人の物語だが、若作りもしていない。
アパルトマンに閉じこもっているが、若い時創った「ラストタンゴ・イン・パリ」のデカダンは薄れ、妙な明るさとユーモアが印象的。
エンドタイトルが上から下に向って降りてくるが、時間がノスタルジアに向って流れ去るのをむりやり食い止めているよう。
「69 sixty nine」と違って、当時(68年)を身を持って知っている感じ。
(☆☆☆)
アパルトマンに閉じこもっているが、若い時創った「ラストタンゴ・イン・パリ」のデカダンは薄れ、妙な明るさとユーモアが印象的。
エンドタイトルが上から下に向って降りてくるが、時間がノスタルジアに向って流れ去るのをむりやり食い止めているよう。
「69 sixty nine」と違って、当時(68年)を身を持って知っている感じ。
(☆☆☆)