prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「タイムライン」

2004年02月17日 | 映画
タイムトラベルものって原因と結果の対応がややこしいから、かなり脚本と演出が整理されていないといけないと思うのだが、抜け道の洞窟が行き止まりになっていたのが外の火薬庫の爆発で穴が開くというくだりで肝腎のその穴が開く画がすっぽぬけているといった調子の演出で、その上、出演者のなじみがないものだから誰がどうなっているのかピンと来ない。予想がつく範囲の展開だから混乱はしないが、きちんと描写として成立していない観が強い。

水によって燃焼力が高まる「ギリシャ式火薬」なんていうのが出てくるけど、あれは7~9世紀にかけコンスタンティノープルをイスラム教徒から守ったものだから、映画の舞台の14世紀とはかなりずれている。
キャレブ・デシャネルの撮影は夜戦の炎の撮り方が魅力的。
(☆☆★★★)


本ホームページ

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タイムライン (エルミタ)
2004-12-01 00:19:43
ブリズナーさん、初めまして、こんばんは!

コメント、有難う御座います。

テレビのブリズナーNO.6についてお伺いします。

知らないのですみませんが、バン・ダム、ロッドマン、ミッキー・ロークの出ていたダブルチームの映画にブリズナーのシーンが使われていたと聞いたことがあったのですが?

ブリズナーNO.6はどのような映画なのでしょうか。

今度、教えて下さい。

では、失礼します。
返信する
フ゜リズナーNo.6 (prisoner)
2004-12-01 01:39:41
「ダブルチーム」はテレビで見ましたが「プリズナーNo.6」が出て来たかどうかは記憶にありません。

IMDbによると「マトリックス」のラスト、ネオが老婦人のアパートを駆け抜けるシーンで「プリズナー」がテレビに写っているそうです。



シリーズの内容については、私の旧ホームページ、

http://mypage.odn.ne.jp/home/prisoner

の“プロフィール”の欄にも書いてありますが、本格的に解説しているのには「ページまるごとプリズナーNo.6」

http://homepage1.nifty.com/taka35/theprisoner.htm

などがあります。googleなりyahooの検索機能で探せばもっと見つかるでしょう。



あと、フ゛リズナーではなくてフ゜リズナーです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。