今日のフォト。
今日のお話の舞台はここ。
梅田のハービス プラザ エント
地下鉄・西梅田駅入り口より。
三連休は、梅田のレストランは、超満員。
1週間前に電話をするが、どこもいっぱいで予約が取れない。
ようやく予約できたのが、梅田のハービスプラザエントのフレンチレストラン「ドゥ パリ」
今日は、大切なお客さまのお持て成しです。
高校時代の親友が、東京から来阪しました。
別件で大阪に用事があって、「ランチだけでも一緒にできない?」と電話。
4年前に東京で、20年ぶりの再会を果たして以来。
「あれからもう4年経った?」・・・と、彼女も私も。
さあ・・・ここでおしゃべりしながら、楽しい時間を過ごしましょう。
「会いたかった」・・・と、彼女。
「私も会いたかった」・・・と、言葉を続ける。
レストランを予約をする時、オーナーには、お願いしていました。
東京から来られる大事なお客さまで、3時間くらいのランチにしたいので
食事の出すタイミングを考慮してくださいますか?・・・と。
4年ぶりの親友との再会は、私を舞い上がらせた。
あれから私にも色々なことがあった。
いろんなこと、彼女には何でも話せた。
「あなたのお母さまには、高校時代よくしてもらったよ」
「訃報を聞いた時は、哀しかった」・・・と、彼女。
アミューズブーシュ
食前のお楽しみ
「ねえ、野球部の***君、覚えてる?」
「2年前の同窓会で会ったよ」・・・と、私。
「どうなの? 結構おじさんになってたでしょ?」・・・と、彼女。
「そうね、それなりに。でも性格は変わらないわ」・・・と、私。
オードブル
ニース風オードブル盛り合わせ
「じゃ、E組の***君は、同窓会に来てた?」・・・と、彼女。
「来てた、来てた、それがまた空気を読めない子でね」・・・と、私。
「あの子は、昔からそうだったじゃん」・・・と、彼女。
「同窓会の集合写真を持ってくればよかった」・・・と。私。
パン
ミルクパンと、パンプキンバケット
「来年、パリに行こうと思っているの」・・・と、彼女。
「そうなの?パリは大好きだよ」・・・と、私。
「ニューヨークは、どうだったの?」・・・と、彼女。
「ニューヨークは、どんな時も最高よ」・・・と、私。
パスタ
栗とフランス産生ハムのスパゲティ バイヨンヌ風
「今、お料理教室に通っているの」・・・と、彼女。
「お料理教室?」・・・と、私。
「薬膳料理なの」・・・と、彼女。
「ワ~、体のこと考えてるんだ」・・・と、私。
「英語教室も、まだ行っているのでしょ?」・・・と、私。
「もう10年過ぎたわ」・・・と、彼女。
バケット2種
「ねえ、***さん、元気かしら?」・・・と、彼女。
「長い間、連絡していないけれど、彼女の息子さんが・・・・」・・・と、私。
魚料理
赤エイのプロヴァンス風ムニエル(ブラックオリーブ、アンチョビ、くるみのソース)
「相撲部の***君、覚えてる?」
「時々、メールが来るの」・・・と、私。
「どうしてるの?」・・・と、彼女。
「それが、凄く若い奥さんをもらって、がんじがらめだと言うの」・・・と、私。
「あなたにのろけているのよ」・・・と、彼女。
「***君は、高校生のまま、幼いよ~」・・・と、私。
肉料理
牛肉のポワレ(マディランの赤ワインソース)
「そして昔のこと、凄く覚えていて、困ってしまう」・・・と、私。
「***君は、***ちゃんを好きだったんでしょ?」・・・と、彼女。
「そうなの、今でも想っているみたいよ」
「ちょいと***ちゃんの話を振ると、ロングメールで返信来るよ」・・・と、私。
「今、告白しても、男女の仲にはならないでしょ。(笑)」・・・と、彼女。
「***ちゃんは、***君の憧れだったから」・・・と、私。
「若い奥さんもらっても、***ちゃんがいいのかしら?」・・・と、彼女。
「現実と妄想は、また別なんじゃない?」・・・と、私。
2人で爆笑。
スイーツいろいろ
「ワ~、スイーツ、最高」・・・と、彼女と私。
「ねえ、ねえ、どれにしようか」・・・と、彼女と私。
私が選んだスイーツ5種。
「スイーツは、別腹だよね~」・・・と、彼女と私。
「こういうのを食べている時が一番幸せだよね~」・・・と、彼女。
「あなた高校時代も、同じこと言っていたわ。ケーキを食べながら・・・」
「こういうのを食べている時が、一番幸せだよね~って」・・・と、私。
拡大版。
勝手に名付けて「秋色のパリ」
高校時代の思い出は、尽きない。
高校野球の全国優勝、文化祭、体育祭、模擬試験。
紅茶
教室や校庭や、中庭の芝生の上で、たくさんのことを語り合った。
大学ノートに、日記を綴って、交換し合った。
吹き抜けの天井は、居心地のいい空間を提供してくれます。
「ねえ、私たち交換日記してたこと、覚えてる?」・・・と、彼女。
「忘れるわけないよ」・・・と、私。
「実家の物置には、あの頃の交換日記が残っているかもしれない」・・・と、私。
「あの頃は、本当に毎日が楽しかった」・・・と、彼女。
3時間のランチタイムは、アッという間に終わってしまった。
「渋谷に有名なイタリアンのお店があるの」
「今度、あなたを連れて行きたい、東京においで」・・・と、彼女。
「いつ行けるかな~」・・・と、私。
「その前に、2人で温泉旅行しよう」・・・と、彼女。
話は、エンドレスに続いていく。
この続きは、やっぱり温泉旅行かと思ってしまう。
子育てが終わって、ふと、昔が懐かしくなる時。
親友ってこんなにも簡単に、あの頃に戻って、おしゃべりできるんだね。
今日も大阪駅の工事は、休むことなく続けられて
レストランの窓からはこんな光景が見られた。
このあと用事を済ませて、19時ののぞみで、彼女は帰っていった。
爽やかな秋風と、高校時代の思い出を私に残して。