今日のフォト。 奈良県・春日大社(世界遺産)
春日大社の境内に、一歩足を踏み入れると、鹿たちが出迎えてくれた。
午前9時。
巫女さんが、回廊のお掃除をされていました。
5月10日は、「献茶祭」です。
春日大社の献茶祭は、表千家・裏千家・武者小路千家の各家元が
毎年交代で、献茶奉仕します。
今年は、裏千家(今日庵)です。
午前10時。 神職や巫女さんが、来られました。
手前に座っているのが、裏千家お家元・千玄室大宗匠。
向こうに座っている和服姿の女性は、裏千家一門の方々。
右手にあるのは、ご神前へのお供えもの。
神職が、お供えものを持って、ご神前に運びます。
お点前(てまえ)の用意が整っています。
茶道・裏千家のお家元・千玄室大宗匠のお点前が披露されました。
千玄室大宗匠が、本殿近くの井戸から
くみ上げられた神水を使って 点てたお茶です。
深々とおじぎを・・・。
神職が、千玄室大宗匠が点てたお茶を持って・・・
先にお供え物をした、ご神前に、献茶しました。
その一部始終を向かい側から撮っている、NHKさんと奈良テレビさん。
いいな~。 こちらは大勢の見物客にもまれながら写真を撮っています。
巫女さんによる、神楽。
献茶が終わると、神職らがご神前からお供えものをさげて
献茶祭は、滞りなく終了しました。
5月10日、夕方のNHKニュースです。
NHKさんは、正面左手から、撮っていたものね。
一瞬、移動した時には、真正面からの狙い。(笑)
これが裏千家お家元・千玄室大宗匠が点てたお茶。
巫女さんによる、神楽もバッチリテレビに流れました。
新茶の季節の5月に、昭和22年から続く伝統行事です。
この頃、境内にある「砂ずりの藤」が見ごろを迎え、風情のある中での厳かな行事です。