今日のフォト。 伊勢名物赤福の
4月の「朔日餅(ついたちもち)」です。
朔日餅とは、伊勢地方の風習の
「朔日参り」に、ちなんだものです。
桜咲く4月。
包装紙には、たくさんの桜の名前と
白色の染井吉野、桜色の八重桜。
赤福・4月の朔日餅は、「さくら餅」です。
桜にちなんだお菓子の中で
最も素朴で、親しまれているのが桜餅。
シンプルでいいですね。
伊勢には、桜の名木がたくさんあり
包装紙は、その桜花を
版画家の徳力富吉郎氏が、描かれたそうです。
桜咲く
ああ桜咲く
我が里よ
桜(はな)も団子も
卯月喜び
桜が咲くと
故郷の並木道の桜は咲いたかと
母に電話したくなる。
「お花見に行こう」と誘うと
母はきっと買い物かごに
団子を入れて来るだろう。
天国への電話も
090 から始まるのだろうか?
桜色のもち米に、こし餡を入れて
やわらかい桜葉で、包んであります。
さすが赤福、餡子は絶妙です。
そして関東風さくら餅と、関西風さくら餅は
少し違うようです。
しばらくは、花も団子も楽しみましょう。