マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

四天王寺・盂蘭盆会万灯供養法要  

2024年08月14日 | イベント・行事

 

今日のフォト。

四天王寺では、お盆の行事が行われています。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

盂蘭盆会万灯供養法要。

幽玄の世界です。

 

 

 

 

 

日没と共に、故人の戒名や俗名を記した

約1万本のろうそくに、火を灯して行う

「盂蘭盆会万灯供養法要」

 

 

 

 

長いろうそくは

あっという間に燃え尽きる。

 

ひとつひとつのろうそくに

それぞれの人生があった。

 

ひとつひとつの それぞれの

御霊(みたま)を供養し、火を灯す。

 

 

 

 

 

30分に1度、僧侶たちが

般若心経を唱えながら、伽藍内を練り歩く。

 

 

 

 

僧侶の後に、般若心経を唱えながら

参拝者たちが続きます。

参拝者たちの玉砂利を踏む音が、心地よい。

 

 

 

 

 

境内に掛けられた提灯には

灯りが点り、風にゆれている。

 

 

 

 

 

一灯に

戒名記して

命燃ゆ

千の風吹く

万灯供養

 

 

お盆のご先祖供養の行事です

8月9日~8月16日まで

17時~20時

 

 


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精霊馬 精霊牛

2024年08月13日 | 歳時記

 

今日のフォト。

精霊馬と精霊牛を飾りました。

 

ご先祖さまをお迎えするために

迎え火の日(8月13日)は、内向きに

送り火の日(8月16日)は、外向きに飾ります。

 

胡瓜と茄子に、割り箸を刺して

来る時は、馬に乗って

少しでも早く来てください。

 

帰る時は、牛に乗って

少しでもゆっくりとお帰りください。

 

お盆13日と16日。

精霊馬と精霊牛。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

過去帳を

開いて待つや

夕暮れを

打ち水終わり

馬の足音

 

 

涼風が吹く。

そして風鈴が鳴る。

 

「冷たい麦茶が入りました」

「ご先祖さま、お帰りなさい」

 

 

 

 

 

送り火の日は、外向きに飾り

今度は牛に乗って、ゆっくりお帰りください。

 

お盆の時期は、旅行をしたり、帰省をしたり

暑さの中、移動の多い季節、非日常が続く。

お身体、ご自愛ください。

 

 

 


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2024年08月12日 | 

 

今日のフォト。

お盆の頃になると、蓮の花入りの仏花や

蓮の花の飾りものをよく見かけます。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

蓮は、仏教とゆかりのある花で

蓮の花の上に座る仏像が、たくさんあります。

蓮に座る仏像の姿は、とても優美です。

 

 

 

 

 

蓮は早朝に花開き、昼頃には閉じてしまいます。

花が開く瞬間には、「ポン」という音がするとか。

 

 

 

 

 

こんなことわざもあります。

「蓮は泥より出でて 泥に染まらず」

 

どんなに辛く、劣悪な環境だったとしても

決してその環境に染まらず

清く正しく生きるという意味です。

 

 

 

 

中国では、蓮の葉に酒を注ぎ

茎を通して飲む「像鼻杯」という

粋な飲酒を遊びに入れて

客人を持て成したそうです。

 

 

 

 

 

蓮は、植物の中でも、最も古い花のひとつで

約1億4000万年前に、地球上に存在していたとか。

 

 

 

 

ポンという

音響かせて

開く花

台座に座る

亡き人姿

 

 

蓮の花言葉に、仏教が由来となった

「救ってください」というのがあります。

 

仏教を信じ、極楽浄土を目指す人の

「お釈迦様、私を救ってください」という願いが

蓮の花言葉となりました。

 

 

 


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山の日

2024年08月11日 | 写真

 

 

今日のフォト。

生駒山の上に、夏の雲が居座っています。

 

8月11日は、「山の日」

国民の祝日です。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

1日の始まり。

生駒山から昇って来る朝陽を拝む。

いつもいつも、厳かな気持ちになります。

 

 

 

 

 

今度は生駒山から昇って来る満月を拝む。

月は美しい。

 

 

 

 

 

この日は、生駒山の上に雲が広がって

朝陽は拝めなかったけれど

強烈な朝焼けを見ることができました。

 

 

 

 

サザエさん

山の向こうの

何見てる

私も見たい

故郷の山川

 

 

サザエさんみたいな雲が出ていました。

左から、二上山、葛城山、金剛山と連なる。

毎日拝める、ダイヤモンドトレール。

 

 

 

 

 

二上山の東から昇る朝陽。

無機質なキリンが真っ先に「おはよう」と言う。

 

 

 

 

二上山を借景に昇る、待宵の月。

朧月もまた素敵な演出。

 

 

 

 

 

二上山、葛城山、金剛山と並ぶ。

夜明けの三日月。

 

朝焼けが、月を消そうとしている。

まもなく昇って来る朝陽。

 

 

 

 

 

新幹線の車窓から撮った、夏の富士山。

夏には、冠雪がない。

 

 

 

 

「なぜ 山に登るのか」

「そこに 山があるからさ」

(登山家・ジョージ・マリー)

 

富士山は登る山ではない。

富士山は拝む山。

 

8月11日は、「山の日」

 

 


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8月の朔日餅

2024年08月10日 | グルメ&美味しいもの

 

今日のフォト。伊勢名物赤福の

8月の朔日餅は「八朔粟餅(はっさくあわもち)」

 

八朔とは、旧暦8月1日のこと。

 

「八朔参り」の中でも、8月1日は

特に「八朔参宮」といい

新穀のお初穂を神前にお供えして

五穀豊穣を祈ったそうです。

 

 

 

            

 

 

 

 

そんな習わしにちなんで作った

8月の朔日餅、「八朔粟餅」です。

 

 

 

 

包装紙には「粟の穂」が、描かれています。

 

 

 

 

2024年の朔日餅

ずっと菓子楊枝だったのが

今回は、「八朔」と書いたヘラ。

 

中蓋の掛け紙は、「伊勢赤福本店」です。

 

 

 

 

八朔粟餅は、見た目「赤福」のようですが

赤福は白砂糖、八朔粟餅は黒砂糖です。

 

餅には粟(あわ)が混ざっていて

プチプチ感が、満足させてくれます。

 

伊勢神宮域を流れる五十鈴川のせせらぎ

餡に付けた三つの筋は清流

白い餅は、川底の小石を表しています。

 

 

 

 

 

お朔日

病気平癒の

伊勢詣り

良薬いただく

赤福ふたつ

 

 

赤福・8月の朔日餅は「八朔粟餅」

お伊勢さんへお詣りして

赤福食べたら、ご利益いっぱい。

「良薬は口に、甘し」

 

 


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