昨夜は“ウィンチェスター '73”を観た。
先日買った3本980円の、キープ版“西部劇傑作選(7) ジェームス・スチュワート コレクション”の最後の1本。
射撃大会の賞品のウィンチェスター銃が、ジェームス・スチュアートの手から強盗に奪われ、武器商人、インディアンから騎兵隊へと流れ流れて、結局ジェームス・ステュアートの手に戻るまでの話。
同時に、映画の冒頭でジェームス・スチュアートとめぐり合った「酒場女」(--と字幕には書かれていた)が、何人かの男を経てジェームス・スチュアートと結ばれるまでの話でもある。
二人が結ばれたとき、ウィンチェスター'73は、無造作に馬の鞍に置き去りにされていた。
ヒロインの「酒場女」役の女優、ぼくの好みだった。タイトルで、ジェームス・スチュアートの次に名前が出てくるシェリー・ウィンタースという女優らしい。
残念ながら、彼女のこともネット上ですぐにわかってしまう。2006年に既に亡くなっているらしい・・。でも、そんなのぼくには関係ない! 画面の上の彼女がすべてである。
先日は、“怒りの河”のジュリア・アダムスという女優さんがいいと書いたばかりなのだが・・。
その昔、昭和31年から32年にかけて、ガリオア・エロア奨学金でアメリカに留学していた叔父一家が帰国した際、従弟がかの地で買ったウィンチェスター式のライフルのおもちゃを持っていて、これが当時日本で売られていたおもちゃの拳銃とは比べ物にならないくらい精巧で、うらやましかった。
* 写真は、“ウィンチェスター銃'73”(1950年!)の1シーン。シェリー・ウィンタース(?)