今日は卒業式。
夜は追い出しコンパ。就職活動に忙しい3年生も結構集まった。
卒業する4年生から、ネクタイとタイピンと花束、そして全員からの手紙を添えたアルバムをプレゼントされた。
ぼくは専門科目のほかに、1年次配当の教養科目も担当しているのだが、手紙を読むと、ゼミ生たちの多くは、この1年生の時の授業が面白かったのでぼくのゼミを志望したと書いていた。
ゼミ生たちとは、3、4年生の2年間だけの付き合いかと思っていたのだが、1年生のときからの付き合いだったゼミ生も少なくなかったことに気づいた。
僕自身大学1年生のときにつまらない授業に失望させられた経験がある。なんとか3月までは高校生だった彼らをひきつける授業をしたいといつも思っているが、60近くなって少ししんどい気持ちにもなるときがある。
しかし、ゼミ生たちから送られた手紙を読んで、またこの4月からも頑張っていい授業をしなければという気持ちになった。
* ゼミ生から贈られた花束。