チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ツタ掃除

2024年05月16日 | 庭仕事

雨、15度、64%、強風

 塀や石垣、フェンスもツタのおかげで緑が美しくなって来ました。「ツタ」植物の成長は直立している植物より旺盛だと感じます。観賞用のアイビー、花を見るためのパッションフラワーやクレマチス、ノウゼンカズラなどまで入れると20種類近い「ツタ」植物が我が家を取り巻いています。雨が降り気温が上がると驚くべきスピードでその「ツル」を伸ばします。天気が良いこの三日、「ツル掃除」と言えば聞こえがいいのですが「ツル退治」を始めました。今、ある程度切り詰めないと真夏には手に負えない強者に成長します。

  庭の壁面にはポルトガルの「アズレージョ」を嵌め込んでいます。「ツタ」はそんなものもお構いなく伸びます。「あれっ?アズレージョが見えない。」という状況が庭のあちこちで起きます。 一昨日までは、ここの「アズレージョ」は「フィカスプミラ」のツタの下で見えませんでした。根気よく「ツタ」と戦います。糸口が見つかると、思いの外のズルズルと引っ張れば取れることもあります。これは快感です。「ツタ」を剥がしていくと、私の小さい頃からの友達が休んでいるのを見つけます。 別の場所に移動させてやります。私の部屋の南側、隣家との堺の壁にも「ツタ」が茂っていました。そのせいで部屋の採光が悪くなっていました。  2時間の「ツタ掃除」で部屋にも庭にも陽が差し込み始めました。

 「ツタ」にはずいぶんお世話になっています。 この石垣の緑の部分は全部我が家です。ここの「ツタ」は取り除きません。植木屋さんの剪定のように短く刈り込みます。緑が美しいだけではありません。石垣は私の歳より古いものです。石も脆くなっています。根っこから取り除くと石垣がホロリと欠けることがあります。石垣全体を「ツタ」が覆って守っています。「ツタ」の力は強力です。

 「ツタ退治」と言えば「ツタ」が悪者に聞こえます。お世話になっていますので、やんわりと「ツタ掃除」です。さあ、4日目の今日も「ツタ」に向き合いましょう。

 

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睡蓮鉢

2024年05月10日 | 庭仕事

晴、14度、82%

 庭に睡蓮鉢が2つあります。温帯性の睡蓮2種類、一つは大きな葉っぱで白い花を咲かせるものと、小さな葉っぱでピンクの花を咲かせるもの2つです。小さな葉っぱの方はこの春株分をしたので成長が遅れています。大きな葉っぱの方は、鉢いっぱいに大きく育ちました。 葦簀をかけているのはカラスよけです。カラスやスズメが水を飲みに来ます。カラスはついでに葉っぱを突いたり、株を引っ張り出す悪戯をします。睡蓮鉢を大きくしようとホームセンターなどに出向きました。

 ここ数年睡蓮鉢が安くなっています。持つと非常に軽い、素材に化学的なものが含まれていて陶器に比べると安価に軽くできるのだそうです。その反面、熱遮断効率が低いと知りました。例年の夏の暑さを考えると陶器のものがいいと判断しました。しかも冬は庭で冬越しをさせます。寒さの影響も陶器の睡蓮鉢の方が優れています。どこの店にも大きな陶器の睡蓮鉢がありません。そこで、ネットです。

 昨日送られて来ました。大きい!重い!早速睡蓮の引っ越しです。 引っ越し後すぐの写真です。まだ茎が持ち上がっていませんがそのうちしっかり立ち上がるはずです。水面が広くなりました。ホッとしたものの、器が大きくなればそれなりに植物は大きく育ちます。困ったな。

 こちらの庭には壺をポツポツ置いています。 小さな睡蓮鉢は空っぽで来春の株分後の出番を待っています。 この大きな葉っぱの水蓮に白い花が咲くのももうすくです。気になって幾度も鉢を覗きに出ました。ココも一緒です。

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7年目の庭 玄関前の庭

2024年04月17日 | 庭仕事

晴、15度、88%

 7年前、この家に海外から戻って来ました。私の生まれ育った家です。この土地を離れて42年ぶりのことでした。帰国前、家と庭の改築をしました。大きな木を数本伐り、残した木も私より高齢な木です。立春に家に入りました。庭は真冬の何もない庭でした。その年の桜が散った頃、香港から連れて来たモモが逝きました。庭には大きなタンポポが一本だけ咲いていました。モモを亡くした悲しさは大きく、やっとの思いで庭づくりを始めました。四面ある庭、どこからどのように手を付けていいものか?出来ることから少しづつ始た庭づくりです。

 一番目に付くのはフェンスも塀もない表の道に面した庭です。古木の紅葉がポツンと立っていました。その足元が寒々としていました。手始めにご近所の庭の見様見真似で春の花の寄せ植えを置きました。秋になればまた秋の花の寄せ植えです。寄せ植えを3つほど作るだけでかなりの出費でした。「はて?どうしよう?」そこで多年草を植えることにしました。

  植えたのは「マーガレット」「デージー」「ガザニア」、彩とこんもりと繁るようにと植えました。7年目の今年が一番根の張りがよく、大きく紅葉の根元を飾っています。 「オステルマム」「メネシス」も後から足しました。紅葉の根本だけでなく、家沿には、ラベンダーが三本植っています。 これまた大きくに成長しました。この花たちは5月下旬ごろまで咲き続けます。そして夏になると瓶にある「布袋草」が可憐な花を咲かせます。

 草むしりをしていると道行く人から「綺麗ですね。」と声をかけていただきます。7年間の甲斐がありました。梅雨前には燐家との境の「紫陽花」が咲き始ます。一角には「いちじく」が小さな実をつけ始ています。

 多年草といえども数年すれば枯れます。その都度手を加えるだけです。家の顔である表の庭、大きく茂れば剪定もします。この先どう変わっていくのか?自分が作る庭が楽しみです。

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ユーカリの枝を飾る

2024年03月28日 | 庭仕事

曇、12度、66%

 この家に古くからある木は3メートル近い高さです。ところが帰国して植えた「ユーカリ」「オリーブ」がその古い木より背が高くなり始めました。外来品種の「ユーカリ」「オリーブ」ですが地質が合えば本来の大きさに成長するのだそうです。共に数10メートルと聞いて驚きました。以来、春から秋にかけて数回枝を落とします。木質が柔らかで鋸を入れるのは楽です。

 香港から戻って2日目、天気予報に雨マークが並びました。雨が続くと目に見えて枝が伸びるのがわかります。気になっていた「ユーカリ」に刃を入れました。電線に届きそうです。風に吹かれると大きく揺れる「ユーカリ」です。どの枝を払うか慎重に選びます。切り過ぎも禁物です。冬の間に脇枝がたくさん出ています。枝を切るのは1時間ほど、その後、「ゴミ」に出すために枝を短く切り分けます。

 折角伸びた枝を「ゴミ」という形にするのが申し訳ないと思い、いつも数枝、家に持ち入り床の間に大きくいけます。新芽が出ている枝は水揚げが難しいので、切り口をよく叩きます。床の間の広い空間に「花」ではなく大枝の「ユーカリ」は堂々と映えます。

 この「ユーカリ」植えて5年は経つのにまだ花が咲きません。植えた翌年には台風で根こそぎ倒れました。「ユーカリ」の地植えは大きく育ちすぎて困ると耳にします。確かに頻繁に枝を切る必要があります。日本古来の木々とは違う生命力です。

 払った小枝も台所で水にさします。 雨は4日間降り続きました。雨の間、床の間の「ユーカリ」は我が家の空気洗浄機です。「ユーカリ」「月桂樹」この2本は空気を清めると信じています。

 今日も午後から雨予報、雨が上がったら「オリーブ」の枝払いです。花が咲く前、今しかありません。

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睡蓮の株分

2024年02月29日 | 庭仕事

雨、8度、71%

 睡蓮をふた鉢養っています。睡蓮には「温帯睡蓮」、「熱帯睡蓮」の2種類があり庭で冬越しできるのは「温帯睡蓮」です。古い方の鉢の花付きが昨年今ひとつでした。暑さもありますが、根が張りすぎているだろうと想像していました。3月には株分をしなくてはと思っていました。思い始めると止まらない、昨日寒いのに株分を開始しました。

 冷たい水に手を突っ込んで根本からひっくり返しました。想像していたよりはるかに根が鉢に回っています。 植え付け時にはみられなかった小さな親指大の「れんこん」がいく節もできています。「睡蓮はれんこんだ!」と一人喜びます。「れんこん」の脇に新芽、根っこがありそれを一つづつ分けて、新しく入れた土に植えました。長い根、古い尾根は切り捨てます。

 もう一つの鉢はすでに新芽が水面に出ています。 水に手を入れても大きな根の塊に当たりません。同じ「温帯睡蓮」ですが花の種類、葉の大きさ、花付きが違います。こちらは水面に花が浮くタイプです。根元を引き上げても、「れんこん」の姿はありません。 この株で3年目です。土だけを足して鉢に戻しました。

 我が家の庭に来るカラスはこの二つの鉢によく停まっています。水を飲んでいるのかと観察していると、水底を突いて何やら食べています。「れんこん」かな?芽が立ち上がると早々に囲いをしてカラス対策をします。

 気に掛かっていたことを終えるとひと安心。作業中、「れんこん」を一つ折ってしまいました。 ご覧ください、紛れもなく「れんこん」です。ちょうど主人から電話がありました。この小さな「れんこん」を見せると「食べれない?」と聞きます。小指ほどの「れんこん」です。一笑しました。

 

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パッションフラワーのフェンス

2023年11月10日 | 庭仕事

雨、17度、90%

 暑い夏、雨が降らない秋が続きました。やっと夜中から雨が降り出した福岡です。3年前に植えた「パッションフラワー」が今年は見事にフェンスを覆い尽くしました。「時計草」とも言われ立体的な花を咲かせます。「パッションフルーツ」をつける品種とは違い実はなりますが食べられません。

 植え付けたのは北側の庭の東西のフェンス沿いです。元々が熱帯植物、今年始めの雪で惨めな姿になりました。ところが気温上昇と共により大きく育ちました。下の道の石垣の上、一番上部の濃い緑が「パッションフラワー」です。

この下の道沿いは石垣部分に這っている蔦は2種類、「フィカスプミラ」「西洋蔦」です。「西洋蔦」はもう直ぐ枯れ落ちます。 石垣の一番奥までが我が家です。この部分を庭側から見ると、 白い花を咲かせる品種で葉の色は深い緑です。繁殖力が旺盛で今年は小さな苗を友人に分けました。

 一方、上の道つまり玄関側のフェンスに這った「パッションフルーツ」は こんな具合です。2株あり、濃い赤と白の花が咲きます。他方のフェンスのものより明るい緑の葉を茂らせます。先日、帰宅時に角を曲がるとこのフェンスに向き合うように男性が立っていました。家の中を伺っているのかと思い側に行くと、小型カメラで「時計草」の花を写しています。「何の花かご存じですか?」と声をかけました。ちょっと驚かれた様子で「カメラを買ったので初撮りにこの花を。」とおっしゃいます。パッションフルーツの亜種だと知ると「あの甘酸っぱい!」と驚かれました。「もしかしてこの家の方ですか?」と尋ねられました。そうだとわかると「不審者に思われたでしょう。」と詫びられました。感じのいい男性でした。昨日は私年代のご夫婦がやはり赤い花の前で何やら話していらっしゃいます。車を出していたのですが、停めてまたひと度「パッションフラワー」の説明をしました。夏ほどではありませんが初冬にかけてポツポツ咲き続けます。さて、この表の方の部分の庭側は こんな感じです。葉の茂りが他方より美しいと感じます。

 この暑い夏一度も水遣りをしていません。繁るに任せました。冷たい感じのフェンス剥き出しはいただけないと植えた「パッションフラワー」です。私の期待以上に育ってくれました。植物は直ぐには大きく育ちません。枯らすこともありますが、時間をかけて成長を見守るのは庭仕事の楽しみの一つです。

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レモンの色づき

2023年11月05日 | 庭仕事

曇、20度、77%

 今年は例年より早くレモンが色づき始めました。暑かった夏は紅葉を遅めたりと影響が出ているそうです。例年なんておこがましく、長い海外生活から帰国してまだ7年です。例年なんて言うのはちょっと早い。しかもこのレモン、植えて7年の付き合いです。友人から送られて来て寒い冬に植えました。木の大きさはさほどではないのですが、毎年たくさんの実をつけます。

 レモンの木が庭に欲しいと思ったのは、ポルトガルを旅して以来でした。レモンが欲しいのに、実際はレモンをほとんど食べません。実がなっているレモンの木の姿と春の花の香りが好きです。柑橘類の花の香りはバラの香りと同じくらいに庭に満ちます。

 日当たりのいい方から実は染まり始めています。 一月にやっと黄色くなるのが今年は十二月の初めには十分食べれると思います。

 摘果してやるといいそうですが、手を加えず成り放しです。花あとその雌蕊の根元が膨らみ始めると、摘んでしまうのが可哀想になります。今年はやや小振りですが、リスボン種独特な丸みのあるレモンです。

 レモン好きな主人は少し未熟なレモンを香港に戻る時は荷物に入れるそうです。毎年楽しませてもらうレモンさん、ありがとう。

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十一月 霜月 今年もあとふた月

2023年11月01日 | 庭仕事

晴、14度、79%

 暑い暑いと言っていたら、急に秋が深まり、夕方は早くから暗くなります。日没が早くなると夕方が忙しなくなります。もう11月、時間が早く感じます。主人が先月末に帰国しました。主人がいると来客もあります。外出も多くなります。この11月からお正月までを見据えて行動します。

 来客があることを考えて、今のテーブルクロスは「モリス」の花柄を選びました。さまざまな「モリス」のパターンの中で小柄な方だと思います。 緑の葉蔭の赤い花、この一枚が掛かっていると心が落ち着きます。11月は物思う月です。秋の日差しは柔らかく、庭はまだ緑を保っています。

  床の間は「三色紙」の一枚。「三色紙」は平安時代のかな文字の中で優れた3枚を選んだものだと言われています。筆跡はかな文字の柔らかさ、表装は3枚の中で一番地味で男前だと感じます。今日は大事なお客様を迎えます。そんな私の気持ちの現れです。

 モモのカレンダー、 モモ2歳の時です。こうして見るとモモとココが似てるような気がします。昨晩は「行動パターンがモモとここが似て来たね。」と主人と話しました。そうですよね、飼い主が同じです。スーパーのクーポンを集めてもらった大きなパグのぬいぐるみです。すぐに鼻を食いちぎりました。捨ててしまったのか記憶にありません。

 今月の「コーヒーテーブルブック」は先月に引き続いて「パリ」特集。 共に古い本です。今頃マロニエの落ち葉が音を立てて道を舞ってるのかななどと想像します。

 今年の残された時間、大事に過ごしたい、家族が健やかでと願います。

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ピカリリ (イギリスのピクルス)

2023年10月26日 | 庭仕事

晴、14度、82%

 40年近く前渡った香港は当時はイギリスの統治下でした。英国人居住者も多く、近くのスーパーにもイギリスからの瓶詰め、缶詰、調味料が並んでいました。黄色い液体の入った瓶詰め、野菜が入っているのでピクルスとはわかりますが、ピクルス液は綺麗な黄色です。色に惹かれて買ってすぐに食べてみました。それが「ピカリリ」。

 先日から読んでいる本はイギリス人女性作家の本です。ピクニックに出かけるところを読んでいると「ピカリリ」が出てきました。自家製の「ピカリリ」を荷物に入れています。懐かしく、昔食べた「ピカリリ」の味と香りが戻ってきました。長く住んだ香港は1997年、中国に返還されて以降、イギリス人は減り、近くのスーパーに「ピカリリ」消えました。高級食材店では売っていましたが、長く食べてない「ピカリリ」です。

 「ピカリリ」はイギリスがインドを統治下にしていたことから作った、カレー風味のピクルスです。黄色いピクルス液はカレーの香辛料「ターメリック」です。そしてもう一つ、「イングリッシュマスタード」の黄色でもあります。鮮やかな黄色のピクルス液はトロリと粘りがあります。野菜は「カリフラワー」は必須、記憶を辿れば「ペコロス」小さな玉ねぎも入っていました。自家製「ピカリリ」を作ります。

 近くで手に入った野菜、「カリフラワー」「きゅうり」「普通の玉ねぎ」を用意しました。甘酸っぱい記憶があります。「ターメリック」と粉末の「マスタード」をたっぷり、とろみをつけるので「コーンスターチ」を入れてマリネ液を作り、一晩塩をして置いた野菜を漬けます。味が染みるようにまた一晩置きました。

 瓶の蓋を開けるとカレーと甘酸っぱい香りです。 茹でていないので、野菜は歯応えがあります。日本の米酢を使ったので酸味に角がありますが、40年前の「ピカリリ」の味です。

 小説の中ではピクニックに「ミートパイ」と一緒にお昼ご飯にしています。「ピカリリ」は付け合わせです。重めのミートパイに酸味と甘みのある「ピカリリ」、本を読みながら味を想像します。懐かしい味を再現してみました。

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たった2粒の落花生

2023年10月24日 | 庭仕事

晴、14度、78%

 この春、庭に「落花生」を植えました。トマトときゅうりの連作障害を避けるためひと夏空けることにしたからです。「落花生」栽培は初の試みです。種を買いました。袋を開けると殻無しの落花生が入っています。30粒蒔きました。順調に全部が発芽して、かわいい葉っぱをぐんぐん伸ばしました。思ったほどの背丈ではありませんが、この夏の暑さも乗り切りました。夏場、葉陰に小さなオレンジ色の花をつけます。気付かなければ見過ごしてしまいそうな小さな花です。いよいよ秋、地中からズルズルと「落花生」が出てくる様子を思い浮かべていました。

 収穫の目安は葉が茶枯れし始めた頃だと言うのですが、いつまで経っても緑の葉っぱは元気でした。二週間ほど前、雨の翌朝、根っこが浮いている一本をそっと引き抜きました。一粒、落花生がついていました。食べれる大きさではありませんし、殻が割れて中身が見えていました。「もう少し待とう。」葉は茶枯れしないのですが元気がなくなりました。朝の気温が下がっています。

 そこで昨日、一本一本丁寧に引き抜きました。どれも落花生がついていません。よく見ると一つに、 こんな殻らしきものを見つけました。

 約半年、水遣り、畝寄せ、気を使ったのにがっかりです。まだまだ経験不足、知識不足です。気落ちしましたが、来春、トマトきゅうりの横にもう一度「落花生」を植えようと思います。

 花と違って実のなるもの、野菜などは、育てる間食べる楽しみを想像しつつ待ちます。収穫がないと食べる楽しみまで持って行かれてしまいます。この夏は中国の葉野菜はことごとく「ナメクジ」と「ダンゴムシ」に食べられました。

 庭仕事7年目、失敗はまだまだ続きそうです。

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