晴れ、23度、78%
茶壷を開けると、茶さじが見える。
毎日使っているのに、茶壷や茶缶に入れたままだから、ゆっくり見ることもない。シルバーだとだんだん黒ずんできて、あやっと思い、ゆっくり磨いてやることにした。
1997年の中国返還前の香港は、テーブル周りの小物を扱う店が多くあった。イギリスの影響で、特に茶器の小物が多かったように覚えている。
最近の香港は、確かにデザインのいいものが多く入ってくるが、その向こうになんだか歴史が感じられない。
5センチほどの茶さじを手にのせて、形のきれいさや使いよさをしみじみと感じる。
最近は、イギリス本国でもティーバックが主流だと聞く。
好みで加減の出来る、ルーズリーフがやはり好き。