チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

56の中国民族

2010年11月05日 | 香港
雨、17度、97%


  中国には、漢族が一番大きな民族で、少数民族として国が認めている民族が55ある。

 つまりあわせると56民族。


  この56の民族のそれぞれの民族衣装を着た小さな土の人形。

 長さ2センチほど。


     

 箱に整然と並んでいる。    顔もそれぞれに違って、間違いなく手描き。

 中国の地元特産品ででも売っていそうなこの人形のセット、実は香港で見つけた。

 香港島セントラルの山に向かう道にひとつ、シェリーストリート。

 ここには、朝にしかいないおばあさんたちがいる。 おばあさんたちは、セントラルのさまざまな店から出てくる不用品や、着古された服、何度か履かれたような靴をどこから集めてくるのか、道にビニールシートをひいて売っている。

 朝、市場に行くとき、それとなく見ていると結構面白いものが売られている。

 この人形たちもそのひとつ。 例のごとく、布張りの箱に入っていた。

     わたしが開けてみていると、おばあさん、40ドルと、おっしゃる。

 根性が悪いわたしは、15ドルと言う。
 少しの間があり、おばあさん、もって行けのしぐさ。

 このおばあさんたち、これが生活の糧でないにしても、そんなに裕福な人たちではない。

 香港の女性は、日本についで2番目に長寿。
日本同様、老人の姿が目に付く。 今になって思えば、何で40ドルで買わなかったのかな?
でも、香港人はどんな人でもお金にはしっかりしているから、甘くしてはいられない。
それは、この20数年、身にしみている。

 それとは関係なく、人形たちはどれも可愛い。

     

 そして、この56もの民族のいる計り知れなく大きい国の、小さな香港に
わたしは住まわせてもらっている。
コメント (1)
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