曇り、22度、76%
香港は、海に面しているので、当然のように魚介類が新鮮でそれのみ料理してくれる店も多い。街中にも、大きな生簀に泳いでいるでいる魚たちを出す店もあるが、海辺に面した、西貢や鯉魚門などは、海から上がったばかりですよと、言わんばかりの大きな水槽に泳ぐ魚を料理してくれる。
今日は西貢。九龍サイドの北にありヨットクラブやダイビング釣り客でにぎわう町。ここには、犬公園や犬のビーチもある。そして、九龍トレイルの入り口にもあたる。
名物のカブトガニ。
生簀の魚を決めて、調理法をこちらから指示する。
今回は、会社のスッタフたちの接客時の注文の仕方の練習のため、家人とわたしは口出しせず、じっとテーブルで待つ。気候がよいので、海辺の野外テーブル。
必ずこれで始まると言う、蒸したえび。もう少し小さいほうがおいしい。甘めの醤油をつけて食べる。
小さなホタテに春雨とにんにくを載せ蒸したもの。これも、最近良く見られる一品。
シャコをにんにくでいためたもの。日本のシャコの4倍はあり、マレーシアからの輸入品。
いろいろな説はあると思いますが、これが最高の一品。石班、日本で言うハタの蒸したもの。癖のない白身に十分油が乗っている。よく通の方たちは、この汁を白いご飯にかけて召し上がる。パクチー、葱のバランスも抜群。
最後は、干焼伊麺。黄色いにらとフクロダケ。これは、我が家のほうがずっとおいしい。
魚も貝たちも、ほんのさっきまで生きていたものばかり。
西貢に、たくさんの海鮮料理屋があるけれど、今回の店は、ミッシュランでひとつ星だそうだ。それにしても、サービスの悪いこと。