チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ピスタッチオ

2011年12月24日 | 日々のこと

 晴れ、10度、41%

 香港、クリスマスから、旧正月にかけて、ナッツがよく売られます。以前は、殻付きのまま売られていました。我が家でも、そのためにわざわざナッツクラッカーを買ったほどです。最近は、殻付きではありません。殻がついているのは落花生とこのピスタッチオぐらい。もちろん世界中からの寄せ集めのナッツです。

 中国では、「開心果」と書いて、ホイサンゴウと、ピスタッチオを呼びます。開心、喜ぶことです。殻が割れて、口を開けて笑っているように見えるので、こう呼ばれているようです。そういう縁起がいい名前なので、お祝いの席や、こうした、ホリデーシーズンにはみんなが買って行きます。ナッツで一番高く売られているのは中国の松の実、ついで、インドのカシューナッツです。

 ナッツが好きな私ですが、とりわけ、ピスタッチオが好きです。30年ほど前、よくミックスナッツをいただくことがありました。まだ日本にいた頃です。その中に、ほんのちょっと入っていたピスタッチオが、初めての出会いでした。家人も息子も食べないので、仕方なく食べていたのです。そんなわけですから、名前も知りませんでした。缶に書かれたナッツの名前を、知ってるものから消去して、もしかしたら、ピスタッチオかな?なんて思っていました。

  取り立ててこういう味というほどのナッツではありません。しかも、殻をとる一手間もいります。なのに好きなのは、この色にあるかもしれません。ピスタッチオグリーン。きれいなグリーンです。ちょっと前までは、グリーンのアイスクリームはピスタッチオでした。それが今では、抹茶にかわってしまいました。考えてみると、そのピスタッッチオのアイスクリーム、香港では見たこともありません。日本の洋菓子の材料を売っている店に行くと、今でも、ピスタッチオのグリーンペーストが売られています。とてもいいお値段です。抹茶の方が、安いくらいです。人工着色料、抹茶とはひと味違う、ピスタッチオグリーン。この緑を生かしたお菓子かパンを、いつか自分で焼いてみるつもりです。今年も、開心。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする