チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

バラが咲き揃いました。

2022年05月09日 | 

晴、16度、82%

 庭の大きなバラ、6種類7本が満開を迎えました。裏庭の東南はバラの一角です。突き当たりアーチの奥は大輪の花を咲かせる真直ぐなバラ。アーチ両側は右手はロゼッタ咲のピンクのバラ、左からは2本乙女のような色合いのバラが伸びています。右のフェンス沿いには真っ赤なバラが2本、左右に枝を伸ばしています。その手前、白い野ばらが小粒のバラを房状に付けフェンスを飾ります。

 5年かかりました。頭の中で想像して木の配置をしましたが、実際はアーチ左のつるバラが最初の年に枯れてしまい、思うような進捗は見られませんでした。30年、土から離れた生活をしていました。自分が育った家の庭です。昔の面影は座敷側の庭に残っているばかり、たくさんの木を切りました。以前は鬱蒼とした小さな小さな森みたいな庭でした。木を切ると日が差します。太陽の日を受けた土が大きくバラを育ててくれました。バラは植えればほとんど水もやりません。咲き始める前に、枝の整理をして咲く方向を定めてやるのが私の仕事です。あとは土と雨と太陽にお任せします。数ヶ月前、冬の庭には丸裸のバラの木でした。自然の巡り来る力を年々感じます。

 あと一種類、小バラの開花がまだ見られません。写真の一角の手前に庭のパーチションの上を這う小バラです。ピンクの小さな花を咲かせます。 蕾の数200はあるでしょうか?まだ一つも咲きません。きっと「お楽しみはゆっくりと」とでも言っているかのようです。

 バラは棘がありますが、育てやすい種類ではないかと思います。育つ力が強いので私たちはほんの少し手を貸してやりさえすれば年々咲いてくれます。

  野バラと赤いバラ、今から咲く小バラを除くと香りの高いバラを植えました。おかげで庭は早朝は静かに清涼な香りが、昼間は濃厚な香りが漂っています。大小のミツバチが忙しく働いています。花を落とした後も思い出したかのようにポツポツ楽しませてくれます。

 毎朝庭に出てバラ1本、1本に「ありがとう。」と声をかけてやります。来年もまたこの景色を見ることができますように。

コメント
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