チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

パネトーネ

2022年11月28日 04時49分53秒 | クリスマス

晴、16度、78%

 今年も「パントーネ」を焼きました。「パントーネ」を焼くと年末年始の準備開始です。ひと月近く置くことで美味しくなる「パントーネ」はイタリアのクリスマスやお祭りのお菓子です。「クリスマスケーキ」の予約のチラシが目につくようになりました。依然「デコレーションケーキ」が主流の日本です。子供の頃、クリスマスになると不二家などの大手の店先に「クリスマスケーキ」が積み上げられていました。懐かしい風景です。

 イギリスの「クリスマスプディング」、オーストリアの「クリスシュトレイン」、イタリアの「パントーネ」クリスマスにちなんだ土地のお菓子があります。真っ白に砂糖をかけた「クリスシュトレイン」は日本でもよく見かけます。イエスがおくるみに包まれた様子を模したお菓子です。どのお菓子も木の実や果物をたっぷりと入れ、収穫の喜びを表し、昔は贅沢なお菓子だったのでしょう。

 今年の私の「パネトーネ」はレシピを変えました。「パネトーネマザー」という酵母を使うのは変わりません。「パネトーネマザー」は乳酸菌を基にした酵母だと知りました。「だからあの優しい香り、甘さが出るのね。」出来るだけ「パネトーネマザー」を生かしてみたいと思いました。ベタベタの生地を一日以上寝かせます。カップに入れて最終発酵も時間を要します。 オーブンで膨らみ始めると、ラム酒やコアントローに漬け込んだレーズン、オレンジピールが一気に香りを出します。今年も庭のレモンのピールをたくさん入れました。

 味見をしたいのですが、クリスマス当日まで我慢です。時間が経つとしっとりと全体が一つになります。

 クリスマスには小さな「ブッシュドノエル」も作るつもりです。クリスマスの朝が待ち遠しい「パントーネ」です。

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