チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

「菜包」 チンゲンサイの中華まん

2022年11月07日 | 昨日のお昼ご飯

晴、12度、80%

 コンビニに「中華まん」ののぼりが立ち始めました。「あ〜、食べたいなあ」と思います。コンビニの保温室に入った「中華まん」は寂しげです。食欲をそそりません。なぜかな?考えました、湯気がないからだと思います。小さい頃だって、「中華まん」を売る店先には湯気がモクモク。一年中「中華まん」を売る中国では夏でも湯気を目当てに出かけます。手にした時の温もりは変わらなくても湯気なしでは美味しさ半減です。この時期、八百屋に「チンゲンサイ」が出始めます。今年は「肉まん」より早く「チンゲンサイの菜包」を作りました。

 「小松菜」でも「高菜」でも作れますが、「チンゲンサイ」のしゃっきりした歯応えが好きです。肉は加えず、「チンゲンサイ」と「干しエビ」だけの中華まんです。お昼に食べようと朝から準備します。イーストで発酵させるので時間がかかります。お昼の準備にこんなにワクワクするのは「中華まん」の時だけです。 艶のある饅頭の顔を見ると思わず私の顔もほころびます。 パックリと二つ割にします。ごま油と干しエビの香りが広がります。湯気に始まって手に伝わる温かさとこの香り、幸せです。

 信州の「おやき」だって同じようなものだと気付きました。野菜あん、あんこ、包んで焼くか蒸すかの違いです。この冬幾度「中華まん」を作るでしょうか。「椎茸」だけの「香菇包」も食べたいなあ。氷点下の中国の朝の湯気を思い出します。

コメント
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