晴れ、28度、82%
「霊芝」、「猿の腰掛」とも言われる大きなキノコ、漢方では強壮薬として使われるそうです。その「霊芝」が我が家には自然に生えています。キノコですから「菌」が我が家にあると思いま。毎年違う場所にできます。木の切り株にできることが多いのですが、板壁にできることもしばしば。確かに猿がちょいとお尻を突き出せば座れるような形をしています。「霊芝」は雨には関係なく発生します。他のキノコはほとんど雨上がりに芽生えて、晴れると萎みます。ところが「霊芝」はかんかん照りでも太さを増していきます。2年目に入ると、成長が止まります。ある日、ポロリととれた「霊芝」です。
この家は山や田舎にあるわけではありません。2軒のコンビニ、24時間営業のスーパー、地方銀行2行、各種クリニックが徒歩5分圏内です。蝉の発生もご近所より多いと感じます。4車線の国道から入ってすぐの家です。普通の住宅街にあります。
「霊芝」は山に生えるものだとばかり思っていました。今年は「楠」の切り株に付きました。初めは白く、次第に茶色に変わり成熟すると黒く艶光します。これを煎じようなどとは思わないのですが、庭に芽生えるものは面白いと観察します。庭の楽しさは、木々や花、やってくる鳥たち、小さな虫、そしてこんな奇妙なものまであります。