
晴、9度、80%
二月に入って、10年近く見たいと思っていた日本画家の展覧会があることを知りました。場所は東京です。今までなら気安く行けた東京ですが、コロナ人口が多い都市です。公共交通機関を使用しないと行けません。ずっと躊躇っていました。会期を残すところ数日です。思い切って昨日東京まで日帰りで見に行きました。折良く、別の美術館では大きな美術展が始まったばかりです。コロナ以前と違い、美術展は予約制で入場時間帯が決められています。飛行機の時間、その入場時間と時間に追われる一日でした。
早朝家を出ました。公共交通機関を使うのは1年数か月ぶりのことです。降り立った東京は雨、美術館に向かう前に在宅で仕事をしている息子宅へ行きました。この家に来るのも数年ぶりのことです。軽く一緒にお昼をとって雨の中を美術館のハシゴに向かいました。予約制とは人数制限と思っていた私はどちらの展示会でも人が多いのに驚きました。もちろん移動中の電車も以前と変わらぬ人の多さです。
見たい見たいと思い続けていたものを見ることが出来て、雨も人の多さも気にならないほど気持ちが高揚していました。久しぶりのことです。帰りの飛行便にも余裕で羽田に着きました。学校から戻った孫娘がわざわざに送りに来てくれました。お正月以来です。搭乗口に向かう私をいつまでも見送ってくれた姿が目に残っています。飛行機は飛び立てば雲の上、快晴です。久しぶりに見る雲海に疲れよりも安堵を感じていました。家族との時間、いい絵を見られたことの満足、そして気持ちはすでにお留守番の「ココさん」に向かっていました。半日のお留守番は初めてのことです。寂しい思いをしているはずです。元気に迎えてくれました。まだ日があるうちに夕方のお散歩に出かけました。
海外で帰国出来ずに働いてくれている主人に済まなく思います。家族のおかげ、ココさんのおかげで久しぶりの小さな旅でした。充実した一日でした。
コロナ禍の中、非日常の時間は心の栄養になりますね。
ココさんもお利口に留守を守ってくれてよかった‼️
帰りの機中、ココさんの事で頭の中は一杯、わかるわ〜。
もう駆け足ですよ!