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昨年のこぼれ種から「ポリジ」の花が咲いたのは3月の終わりでした。次々と小さな花を咲かせます。花も葉っぱも食べられる「ポリジ」です。古い西洋の家庭のケーキにはこの「ポリジ」の青い花の砂糖漬けが飾られていました。最近ではサラダのアクセントに使われることが多いようです。 花の形、色の青さがチャームポイントです。
葉っぱや蕾にはむく毛のような柔らかな毛が生えています。雨の後にはこのむく毛に雨滴が付いてキラキラと輝きます。蕾の頃は薄いピンクです。 開花する頃から青みを増して行きます。花の中央は茶色に尖っていてその周りはくっきりと白が隈取り、青い花びらとなります。1センチにも満たない小さな花一つ見ていても飽きません。
この「ポリジ」は食べられるばかりか庭では大きな仕事をしています。甘い匂いのする花ではないのですがミツバチを集める力に優れています。「集蜂力」と私は名付けました。庭にあるの花々はミツバチを呼びますが、確かに「ポリジ」の周りにはいつもミツバチが飛んでいます。そこでイチゴに花がつくと「ポリジ」の近くに持って行きます。人工授粉をしなくてもミツバチの介在で受粉できます。イチゴ畑の近くに「ポリジ」を植えるところもあると聞きます。
今、庭に咲いている花をクロスステッチで写しました。花の中央の尖りが見て取れれば幸いです。「ポリッジ」は冬口まで咲き続けます。夏の終わりには第一弾目のこぼれ種からの新芽も出します。生命力の強い植物です。
次は庭の何の花を刺しましょうか。
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