曇、19度、75%
7年前帰国するとき、たくさん「麻布」を買って帰って来ました。椅子周りのファブリックに使おうかと考えていたのだと思います。ところが7年経った今もこの「麻布」たちは手付かずで仕舞われていました。椅子周りのファブリックは帰国後急いで厚めのコットンで作ったものを使っています。テーブルクロス用のIKEAやマリメッコの布をたくさん持っていましたが、この家のテーブルには小さい布たちでした。「麻布」何に使おうか?「麻布」を手に取っているとシャキッとした手触りの奥から温かさが感じられます。ゴワゴワではありません。そこで枕カバーをセッセと作りました。
ミシン歴45年、直線縫いしかできません。でも家のものはほとんどこのミシンで縫って来ました…無地のブルーグレーとサンド色そして優しいホワイトの3色です。主人の横長の枕、私の古い古い羽枕2つ、来客用の枕2つ。主人が東京に出張に出た日の午後は大雨で一日座って縫い続けました。布が多いので余裕たっぷりの枕カバーの出来上がり。
来客用と主人の枕は家の洗濯機で洗いました。お日様の匂いのする枕をスポンと枕カバーに入れました。ふかふかです。「麻布」は洗えば洗うほど馴染みます。出来立ての「枕カバー」にフッカリと頭を沈めて休みました。翌朝ベットを整えているとき、ベットカバーから覗く枕が見えました。なんとも「ハンサム」な枕です。花柄、ドット、ポップな柄も良いけれど、無地の「麻布」は男前に見えます。寝るのが楽しみ!
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