晴、14度、82%
庭のハーブの一角は一年中緑です。古い枇杷の木の根元一角にハーブばかりを植えています。ハーブはもともと「草」ですからある程度放っておいても丈夫に育ちます。今ではそれぞれが思い思いに根や葉を伸ばしています。手を加えていないこの一角です。季節によって生えているものも変化します。すっかり姿を消したのは「紫蘇」です。春先よりも暑さが収まったこの時期が一番種類が多く見られます。
「セージ」はひとまわり背が高くなり産毛の生えたような優しい緑が他のハーブとは一味違った様子です。
今年は「バジル」もたくさん育ちました。ジェノバソースを作る日が近づいています。
「ディル」も次々に葉を出します。葉も種もハーブとして使います。
「セルフィーユ」はこれからクリスマス、お正月と私の料理の添えに欠かせません。
これら以外にパセリ2種類、パクチー、九条ネギが生えています。どれもこれも根を見るとその太さに驚きます。
夏の終わりに花をつけそれからしばらく枯れたようになっていた「ミント」が今から勢力を増します。
「タイム」を駆逐してじわじわと根を張ったのは、「オレガノ」です。観葉植物の「オレガノビューティー」という種類があるくらい葉の形や茂り方が素敵なハーブです。トマトとの相性が良く、この優しい新芽の頃は「バジル」でも「イタリアンパセリ」でもなくこの「オレガノ」を料理によく使います。昨日のお昼ご飯、 チキンをトマトソースで煮てパスタと合わせました。たっぷりと「オレガノ」を振ります。
一年を通してこの葉っぱたちが私の食生活を支えてくれています。あっ、忘れていました!庭の真ん中には大きな「もりぞうくん」こと「ローズマリー」が紫の小さな花をつけちょうど新芽の時期を迎えています。この家に帰ると決まった時から私が思い描いていた「ハーブ」たちです。少しずつ希望の庭に近づいています。
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