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晴、27度、90%
山梨県で栽培された「ジャスミン米」をいただきました。日本のお米とは違う細長いお米です。香港に住んだ30年、家族の中で私だけがこの「ジャスミン米」を主食にしていました。始めの頃はアメリカやニュージーランドの「日本米」、帰国前には日本産の「日本米」が主人のお米でした。「ジャスミン米」はほのかに炊く時に香ります。「ジャスミン」の香りではありませんが、優しい香りです。タイの人が名付けた綺麗な名前です。
友人が「ジャスミン米」と書いてあるのを見て即座に私を思い出したそうです。「真奈さんの好物!」山梨県で作られています。送ってくれた小袋のお米を炊きました。煮えばなに少し香りました。「ジャスミン米」などロンググレインは米質が硬くないのでやや水を少なく炊きます。炊き方は「日本米」と同じです。炊きあがって蓋を取っても、香りはありません。タイのお米でも「ジャスミン米」は高級で香らないお米もあります。
久しぶりの「ジャスミン米」、期待して箸をとりました。「あっ、違うわ。」見た目は長細いご飯です。口に入れると食感が違います。「日本米」に近く粘ります。「ジャスミン米」は粘らずさらりが取り柄です。ですからお腹にももたれません。しかもご飯の持つ甘みを感じない「ジャスミン米」でした。
生産者の方は袋書きにもあるように、土にも気を使い、水も美味しい水で育てられたのでしょう。残念です。この「ジャスミン米」を食べた人は決して美味しいとは思わないでしょう。作られた人の思いがわかるだけに、気落ちしました。
タイでも「日本米」が作られています。帰国前美味しいと思ったタイの「日本米」でした。「ジャスミン米」が好きな私は日本の人に「ジャスミン米」のおいしさを知って欲しいと思います。合わせるおかずも変わってきます。お箸よりスプーンお方が食べやすい「ジャスミン米」です。山梨の生産者の方、いつか美味しい「ジャスミン米」を作ってください。それまで挫けないでくださいね。
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