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大雨、16度、97%
大きな薯蕷饅頭「蓬莱山」をお誕生日にいただきました。重さ約一キログラム、直径14センチ、高さ8センチ強。「蓬莱山」を見たのは数十年ぶりです。昔、母がよくこのお菓子をお遣い物に注文していました。そして決まって自分の分も一つ。私が小さい頃はあんこが苦手でたべられませんでした。ただ母がこの「蓬莱山」を切り分ける時はワクワクと見守りました。
切ると、 中に小饅頭が入っています。子宝の意味がある小饅頭です。祝い事の時は小饅頭の餡は華やかに色付けされていますが、不祝儀の時は普通の餡が使われます。今回いただいたものは金箔が貼ってありました。外側の飾りも季節や使い道で選べます。切り分けたときの可愛さ見たさに「蓬莱山」が好きでした。
いただいた翌日、香港へ行きました。「蓬莱山」は箱ごとラップに包んで野菜室に入れました。帰宅してからのお楽しみです。早速おやつに、お茶を点てて。 たっぷりの餡はくどくない甘さです。薯蕷の皮は厚めですがほんのりと香る「大和芋」が温もりを感じます。「こんなお味だったのね。」と餡子大好きな母を思い出しました。初め薄く切ったものの、美味しいのでついつい4分の一も食べてしまいました。
バースデーケーキをいただくことはほとんどありません。この大きな「蓬莱山」今年の私のバースデーケーキです。昨日、お礼のメールを友人に送りました。「ご主人様とご一緒に召し上がるかと思ってました。」とのお返事。一瞬考えました。一人っ子の私は好きなものは独り占めでした。その癖が抜けません。4分の一を二重のラップに包み冷凍庫に入れました。次回の主人の帰宅時に楽しみます。今日は食べ過ぎないように気を付けなくては。
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