曇、5度、74%
昨日は父の54回目の命日でした。父の好物は「おはぎ」と毎年お供えに作ります。今年は私が食べたかった「酒まんじゅう」を作りました。
「酒まんじゅう」は昔は冬のものでした。町の「おまんじゅう屋さん」の店先で湯気を出して酒かすの香り一杯の温かなおまんじゅうでした。今ではスーパーやコンビニで一年中売られています。袋入りで冷たい「酒まんじゅう」です。帰国して一つ買いました。家で蒸し直しても香りの少ない「酒まんじゅう」でした。
酒かすをよく練っって、たっぷりと皮に仕込みます。まん丸に蒸し上がった「酒まんじゅう」、今日は「節分」ですので、ちょっとイタズラをして鬼の顔に作りました。小鬼ですね。 命日に鬼の顔のお菓子を供える自分に笑います。怖くない子鬼さんたちです。 父もきっと笑ってくれているでしょう。
薄皮饅頭になってしまいました。「酒まんじゅう」の皮はもっと厚くなきゃなどと思いながら、温かな粕の香りたっぷりの「鬼酒まんじゅう」を頬ばりました。
真奈さんの創意工夫には、脱帽です。
怖い顔作ろうと思ったけど、ダメだった。