曇、12度、70%
「カタクリ」の花が群生する様子はこれもまた春と思わせてくれます。紫色の花を儚げに咲かせます。我が家の庭の一角にも「カタクリ」の花が咲きました。黄色い花の「カタクリ」、アメリが原種の「キバナカタクリ」です。
花姿は「日本カタクリ」に似ていますが、ご覧の様に葉がしっかりとした大型品種です。球根を植えたのは3年前、その次の春一つ二つの花が咲きました。昨年の春は芽吹きましたが、花は一つもつけませんでした。ところが今年。ご覧の様に花もたくさんです。土の中で球根が子供を増やし、その球根が花を咲かせるだけの養分を蓄えたのでしょう。
花姿は「日本カタクリ」と変わりありません。繊細な作り、カールした花びらが可愛げです。
「日本カタクリ」と同様に花後はすぐに休眠に入ります。夏には葉の姿も形もありません。昨年咲かなかったので私も「キバナカタクリ」が庭の隅に植わっていることを忘れるところでした。必ず季節との約束を守る植物たち、地面スレスレの小さな「キバナカタクリ」の花はあと数日の命です。
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