チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

クリスマスプディング

2011年12月21日 | クリスマス

 曇り、18度、64%

 イタリアのパネトーネ、ドイツのクリスシュトレイン、イギリスのクリスマスプディングと、輸入されたもの、地元のパン屋が作るものと香港の街にあふれています。最近は、パネトーネに押され気味のクリスマスプディングですが、やはりイギリス時代があっただけに、11月に入ると、店先に並びます。

 ひとが見えて、クリスマスの紅茶などいただくと、ついつい、クリスマス前なのにプディングを切ってしまいます。

 4日前。 このままいただくより、少し暖めた方が断然美味しく思います。いつもは、蒸していたのですが、電子レンジでもよいと教えてもらい、早速試してみました。この、プディングは、陶器の入れ物にはいっていて、ガーゼに包まれています。そのガーゼをかぶせて、食べる分を電子レンジに入れます。中の油が、暖められることで滲みだし、柔らかく味わいもよくなるようです。

 今朝。 実はクリスマスプディング、私はそんなに好きではありません。いくら、暖めて美味しくなっても、とにかく、甘すぎると思うのです。ストレートの紅茶を何杯も飲まなくては、中和されないような感じです。そんな事言っているのに、きっとクリスマス前には、ひとかけらも残っていませんね。

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イム サエムの茶碗

2011年12月20日 | 身の回りのもの

 曇り、17度、69%

 カンボジアから日本に来て、陶作を続けているイム サエムさん。私が、イムさんの器にであったのは、もう30年近く前のことでした。 素敵な和食器が並ぶ中、ひときわ私の目には、違って見えました。当時のイムさんのブルーは、どちらかというとグリーンに近く、土の色も今のそれとは違っていました。なんと言っても、皿の底にたまったガラス質がきらきらときれいでした。ご覧の通り派手ではありませんが。

  8年ほど前に、いつもの九段のお店でいただいたお抹茶用のお茶碗です。香港に持ち帰り、ふと、これにご飯をよそおって見ようと思い、食べているところに家人が起きて来て、目ざとく、その茶碗いいね、とおっしゃいます。そこで、

  お願いして送ってもらったのが、こちらです。ちょっと高台です。もちろん、お茶用のお椀ですから、本来のご飯茶碗より大きく、軽く1合はいります。そのゆったり加減が何とも言えません。

 イムさんの作るものは、安南焼のそれに近く感じます。 私の方はただ染め付けではなく、刻紋と言って、少し彫りがはいっています。その紋の上に絵付けがしてあります。

  家人の使う茶碗は染め付けですが、釉薬の、滲みがとてもいい風情です。

 以前にも書きましたが、イムさんに一度お会いしたことがあります。私が、ずうっと想像していた通りの穏やかな方でした。手を通して作るもの、どうしても作り手の人柄が反映するように思います。この、30年の間、少しずつ集めて来たイムさんの焼き物、気がつけば、大小の皿、鉢、花瓶に至るまでたくさんになりました。今年は、また、新しい挑戦をなさって、白地のものを作られています。欲しいと思うのですが、我慢。愛知県のイムさんの工房を訪ねてみたいと、ずっと思っています。その時まで、我慢、我慢。

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おまちどう パグ犬モモ

2011年12月19日 | もも

 晴れ、14度、70%

 この一年、大きな病気はしなかったパグ犬モモ。8月に、首の付け根(背中側)に大きな引っかき傷を作りました。獣医さんに見せたら、周りの毛までバリカンでそられて、大きなクレーターをこさえました。今では、ちゃんと毛も生えています。でも、よく見るとその毛の色が違います。周りより黒っぽいのです。ところが、この10日ほど前、仕事から帰った私は 、びっくり。パグ犬モモの色の違った毛の辺りが、またもや真っ赤に鮮血で染まっています。

 以前の傷口のちょっと下に、何やら引っ掻いたあとがあります。今回は、獣医さんには見せませんでした。また、バリカンで毛を刈られてはかないません。お薬がまだ残っていたので、それを付けることにしました。8月にいただいたエリザベスカーラーを付けると、方向感覚いえ、体の幅の感覚が掴めないパグ犬モモです。そこで、私が留守の間は、 包帯の上にバンダナを巻いてお留守番させました。今回は、治りが早く、もう、地肌がピンクに戻ってきました。パグ犬モモの、後ろ足で掻くのを見ていると、かなり力の入れようです。痒いと、かきむしるタイプなのですね。

 お外に、バンダナを巻いて散歩に行ったことが一度ありました。あら、モモちゃん可愛い!などと言われ、よろこぶ私でした。

 香港も、寒くなってきました。私について回るパグ犬モモの為に、ムートンのおざぶを持って回っています。どうぞお座りください、と勧めても、遠慮しておざぶの横に座っていますが、冷たいのでしょう、気がつくと 鎮座しています。このおざぶは、自分のもだと認識しているようです。

 地下にあるスーパーに買い物に行きました。エスカレータを上がると パグ犬モモと家人が待っていました。お待ちどうさま。モモさん。

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TWGの紅茶

2011年12月18日 | お茶

 晴れ、13度、76%

 先日、TWGの紅茶をいただきました。TWG??私は、TWGという紅茶屋さんがあるのも知りませんでした。彼女が言うには、シンガポールの有名な紅茶屋さんで、日本には、自由が丘に一軒だけお店があるとのことでした。その、TWGのティールームを兼ねたお店が、香港のIFCにオープンしたというのです。

  彼女からいただいたのは、クリスマスパッケージのこちら。

  中は、ルイボスティーにクリスマスっぽい香り付けがされています。ルイボスなので、カフェインがなくすーっと飲みやすいタイプです。クリスマス前から、もうクリスマス気分。

 ちょうど、紅茶をいただいた日に、家人が日本の方へのお土産を考えあぐねていました。そちらのお宅は、アールグレイの紅茶がお好きです。TWGの紅茶にしたら?と、私。

 早速、我が家から歩いて15分のIFCのTWGの店まで調達に出向きました。

 彼女から聞いてはいましたが、すごい人です。香港人が、こんなに紅茶に興味があったのかしら?と思うほどです。新しい物好き、季節柄プレゼント用もあるはずです。

 たくさんのキャニスターから、匂いを嗅がせてもらって、好きな紅茶を選びます。

  私が、お土産に選んだのは、アールグレーパリという、どうも、レディーグレー、ロシアンアールグレーと呼ばれているものです。100グラムを計るのに、天秤を使います。

  横のティールームです。マカロンに始まって、お茶を使ったケーキまで並んでいます。

 我が家の為に買ったのが、 THE PARTYと名前があるこちらの紅茶。

  ルイボスや、緑茶より、はっきりした紅茶を選びました。

  少し甘い香りがしますが、しっかりと甘いお菓子にぴったりです。

 こうした、お茶屋さんが香港にできて、大歓迎です。でも、なんだかマリアージュの真似のような気がしないでもありません。バラエティーにとんだたくさんの種類の紅茶に、素敵な缶、パッケージ。紅茶の葉っぱも確かにいい品です。でも、たまには楽しい紅茶選びですが、こんな高価な紅茶ばかり飲んではいられません。お土産選びのおかげで、ちょっと贅沢な時間を持つことができました。


  

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薯蕷饅頭

2011年12月17日 | 菓子

 晴れ、15度、63%

 12月は、人がちょこちょこと尋ねて来てくださいます。そういう時の為に、小さなクッキーなどを焼いておきます。たまたま、日本のいい山芋が手に入りました。香港にだって、山芋はあります。香港産か、中国産かは知りませんが、2、3の八百屋さんで売っています。すり下ろしてみると、日本の山芋のように、粘りがありません。さらさらなのです。日本でも、長芋は、つくねなどに比べると、さらっとしていますが、もっと粘りがありません。

 家人のおそばに付ける為に、日本の山芋をおろしていました。香りといい、粘りといい、頭の中は、もう薯蕷饅頭で一杯です。粘りの少ない芋で作ると膨らみもよくありません。もちろん香りが違います。

  小さい頃、鹿児島からのお土産で、春駒堂のかるかんをよくいただきました。ピカピカの表の棒かるかん。あんが入った、かるかん饅頭。どちらも、小さい私には苦手な食べ物でした。年とともに、食べ物の好みは変わるもののようです。

  香港も、少し寒くなってきました。お昼前に見えた方に、薯蕷まんじゅうを一つ、軽く蒸かしてお茶と一緒にお出しします。暖め直した薯蕷饅頭、ひと味もふた味も格が上がったように感じます。

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ワインオープナー

2011年12月16日 | 身の回りのもの

 晴れ、16度、60%

 ワインを飲む機会が多い季節になりました。我が家は、毎晩のことです。ワインオープナーは、必需品。ワインを開けるのは、男の人の仕事と思っています。我が家人、見事にワインのコルクを抜きます。あげくに、コルクの状態を見ただけで、ワインの美味しさを言い当ててしまいます。

  ポルトガルかフランスで買った、ワインオープナーです。よく見るとスペイン製のようです。箱入り娘で、私には、ちょっと扱い辛いオープナーです。

  これは、フランスで求めたものです。見た通り重厚でクラシカルな感じです。 

  こちらは、クリストフルのオープナー。スクリューの部分は、シルバ−ではありません。以前から、クリストフルのオープナーを買おうと思っていたところ、ひょんなことから、思いもかけず安く手に入れました。こちらは、白もあります。

  このオープナーの入手経路が思い浮かびません。なぜか、我が家ではこのタイプのオープナーと相性が良くないようです。

  アレッシー好きの私が、買って来たオープナーです。これも、初めて使った時から調子が悪く、ほとんど使っていません 。

  こちらも、入手経路不明です。どこかできっといただいた、一番出回っているタイプのオープナーです。我が家に同じものが3本もあります。実は、私はこのオープナーで開けるのが一番楽です。家人を見ていると、特にどれを選ぶというのではありません。力を入れてコルクを抜いている様子もありません。ほんとに、優雅にワインを開けてくれます。スッポンという音、開ける人の幸せはあの音とともに、鼻先をくすぐるワインの香りでしょうね。

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シナモンレーズンローフ

2011年12月15日 | パン

 晴れ、16度、70%

 アメリカのレシピからとった、シナモンとレーズンのパンを焼くことにしました。シナモンの香りが大好きです。以前、あるレストランで、塩味のシナモンパンをいただきました。甘くなくても、食事用のパンなのでこれもまた美味しかったのですが、やはり甘めのシナモンパンが好きです。アメリカのレシピは、重さではなく、カップで量を計ります。その上、カップの大きさが日本のそれとは違います。250ccがワンカップです。

 レシピの半量の小振りなローフにするつもりで準備しました。スタンドミキサーが動き始めて、約一分。あれ~~。べちゃべちゃな生地になっています。そうです、水の量を半分にするのを忘れていたようです。そこで、粉を足したり、悪戦苦闘。一次発酵でも、うまく膨らみません。このままだと、明日の朝パンを食べれません。いえ、買ってくればいいのですが。

 うまく膨らまないパン生地を見つめて、型に入れたまま覆いをして、仕事に出かけました。室温、20度。私が家を留守にしたのは5時間ちょっとです。家に帰って、まず、台所をのぞきました。あれだけぺしゃんこだったパン生地が、キャンバスの覆いを持ち上げています。

  最近、少ないイーストで、発酵時間を多くして焼くようにつとめています。とは言っても、今回パンの配合がめちゃくちゃですから、どうなるか解りませんでした。イーストとレーズンの力に任せて正解。

  レーズンからも酵母が作れると聞いたことがあります。長く発酵時間をとると、香りがいいようです。実は、今このパンを食べながらブログを書いています。砂糖もお塩も足しませんでした。少し味にメリハリがありませんが、シナモンの香りとレーズンの甘みで十分。

 あのまま急いで焼いていたら、きっと堅焼きの乾パンのようなパンになっていたと思います。こんな失敗もたくさん。だから、パン焼きは楽しいとつくづく思います。

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黒酢2種

2011年12月14日 | 日々のこと

 晴れ、17度、66%

 食事の時、出て来た料理に醤油、ソース、ケチャップなどを付けて食べることがあまりありません。けど、お酢だけは別。とりわけ、黒酢は大好きです。香港でも、中華の料理屋に行くと、小皿にのった、黒酢が出てきます。もっと気楽な中華料理屋なら、テーブルの上に、黒酢の入ったしょうゆ差しならぬ酢差しがあります。黒酢だと、醤油と色が違わないので、クンクン匂ってみるか、もしくは小指でちょっと舐めないことには、区別がつきません。

  鎮江香酢、江蘇の有名な黒酢です。小籠包を注文するとついてくる黒酢です。原料は、餅米。とろみと、香りのよさはなんと言えません。熟成させるのに、時間をかけるので甘みがほんのりとします。酢のツンと来るあの香りは控えめです。

  香港で買うと、この小瓶で65円ほど。こうして色目を見ると、まるで、酢醤油のようです。日本人が、餃子を食べる時、酢醤油を使うのは、意外にこんなところから来たのかもしれないな、など想像してしまいます。

 そして、もう一つ。 イタリアの、バルサミコ酢。アチュート バルサミコ、香りのよいお酢、という意味です。イタリアのモデナ地方で作られるこの、芳香なお酢も、やはり黒酢です。イタリアでも、このお酢は火を入れて使うのではなく、かけて使うそうです。一時はやった、アイスクリームにかけたり、フレッシュなフルーツにかけたり。もちろんサラダにも。

  原料は、ぶどう。確かに、この香りは、昔自宅で作っていた葡萄酒の香りにそっくりです。一番いいものは、12年寝かせたもので、DOPの記号が入っています。この、黒い瓶の持ち手がついていない瓶に入っています。お値段は、これがお酢!というほど、高価です。

 安いバルサミコ酢には、長く熟成させ寝かせる代わりに、キャラメルなどの甘味料で甘み、色を付けるのだそうです。お酢独特のツンと来る、香りはありません。そのまま飲んでも、美味しく感じます。バルサミコ酢は、加熱をしないこと、とよく言われます。私は、チキンのソテーなどの最後に、まわしかけます。香り付けもありますが、糖分がちょっとこげて、チキンの皮にいい色がつきます。我が家の、バルサミコ酢、香港で買って2000円ほどでした。あっ、日本円に直したら、急に、ガパガパ使うのはもったいないと思ってしまいました。

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香港 12月のいちにち

2011年12月13日 | 日々のこと

 晴れ、12度、55%

 12月に入ると、街が殊更ににぎわうのに、背を押されるように、気ぜわしく感じます。昨日は、香港の九龍サイドで、昼間集まりがありました。私の住む香港島から、地下鉄で行けば3つ目の駅です。香港にしては寒い日が続いていますが、寒気と季節風のおかげで、空は晴れ上がっていました。

 こんな気持ちのいい日に、九龍サイドに行くのに地下鉄を使うなんてもったいない。短い船旅ですが、スターフェリーを使うことにしました。

  スターフェリーの所要時間は10分ほどです。スターフェリーには、アッパーデッキとローワーデッキがあります。当然、上の方が運賃も高いのですが、水面に近いローワーデッキの方が好きです。このビクトリア湾、なぜか海の匂いがしません。それは寂しいことですが、海の青、空の青を見るだけでほっとします。

  この海の先には、中国があって、海を行けば、もっと遠くの国にも行けると思うと、海や空の自由さが開放感を与えてくれるようです。

  よほど、ガスっていない限り、対岸の九龍サイドははっきりと見えます。それでも、船で近づいて行くときは、ワクワクするのも不思議です。

   船を降りると、クリスマスの飾りが目に飛び込んできます。香港のそれぞれのショッピングモールは、意匠を凝らして毎年飾り付けをします。ここ、ハーバーシティーは、その中でも大規模で、大人も子供も記念撮影をします。

 目的地は、ここより地下鉄でひと駅。このお天気につられて、人ごみも厭わずにのんびりと歩きました。ぽっかりとした時間、元気をくれました。

 

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台湾からの土産

2011年12月12日 | 日々のこと

 晴れ、10度、48%

 先月の末、家人が台湾出張から戻ってきました。行きからゴルフ道具などでいっぱいだった荷物、帰って来たときには、段ボールが一つ増えていました。行く前に、何にもお土産はいらないよ、と念を押していたのにどうしたことでしょう。

 そうはいっても、荷物を開けるのは楽しいものです。取引先の方からのお持たせものでした。たくさんのウイスキーやワインなど。でも、あれあれ、パイナップルケーキの箱が2つ。そして、もう一つ何やら箱が出てきました。

  この包みのパイナップルケーキで有名な、李家大房。ここの、パイナップルケーキは、売り切れが多くてなかなか手に入らない、というのでも有名です。このお店に、パイナップルケーキが大好きな私の為に、わざわざ買いに行ってくれたようです。そこで、パイナップルケーキ以外に買って来たものがあります。

  カレーパフ。と言っても中華風。素朴なパイ生地に、中身はポテトと台湾名物の甘い豚肉の干したものがはいっていました。これが4つ。

  こちらもパフですが、白あんのような、はっきり味のないあんがはいっていました。これも4つ。

 なんでこんなパフなんか買ったの?と尋ねると、李家大房は、カレーパフで初め有名なったそうだから。などとおっしゃいます。

 大好きな、パイナップルケーキは、36個。頂き物のパイナップルケーキは16個。

 いくら好きなものとは言え、これだけの数を目の前にすると、うんざりです。しかも、家人曰く、全て長持ちしないから、早く食べなきゃだめだよ、と。ますます、プレッシャーです。

 とりあえず、パイナップルケーキは、ほかにも好きな方に差し上げたり、送ったりしました。残るはパフです。この手の食べ物、香港でも、以前はよく、パン屋の店先に並んでいました。このパイ地のようなものを、香港では、蘇州式パイと呼んでいます。香港に来た当初は、珍しく、よく買って食べたものです。中のあんにもよりますが、素朴な味がします。

 蘇州式月餅というのもあったほどですが、すっかり姿を見なくなりました。香港、今はマカロンにチョコラと、世界の有名店が店を出している有様です。きっと、町の人の好みも変わって来たのでしょう。

 そうそう、我が家のパフ達、白いのを一つ召し上がった家人。あまりお気に召さなかった様子。結局、残りの7つを私が食べることになりました。何も、好きで食べたわけではありません。男の人の買い物は、時として、迷惑にもなります。その後の家人の言葉。僕は、カレーパフを一つも食べれなかった。そうです。

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