強風のなか、朝散歩にでかけた。一番の心配は、せっかく満開になった桜が散ってしまわないかということだった。それと、ぼくがかわいがっている、でも最近弱ってきている原節子桜と小津安二郎桜が、八幡さまの大銀杏のように倒木していないかということだった。
”松竹桜”の並木道にまず、足を運んだ。大丈夫だった。花びらはほとんど散っておらず、ただ、花をつけた小枝がいくつか折れて、落ちているだけだった。そして、原節子桜も小津安二郎桜も、元気にしていた。これでひと安心。
風がびゅーびゅーとすごい音をたてている。空を見上げると、低い雲が矢のような早さで東北の方角にむかって走り去ってゆく。風雲急を告げる、だ。
下をみると、プラスチックごみの袋が、矢のような早さで走り去ってゆく。風雲注意を告げるだ。今日はプラスチックごみの日だが、こんな日は出さないでね。うちのマンションは屋内に、ごみ置き場があるから大丈夫なのだが。
勤め人が襟をたてて急ぎ足でぼくを追いこしてゆく。前を行く、女性のスカートがまくれあがった。これだけが楽しみの朝散歩だった(汗)。
”松竹桜”の並木道にまず、足を運んだ。大丈夫だった。花びらはほとんど散っておらず、ただ、花をつけた小枝がいくつか折れて、落ちているだけだった。そして、原節子桜も小津安二郎桜も、元気にしていた。これでひと安心。
風がびゅーびゅーとすごい音をたてている。空を見上げると、低い雲が矢のような早さで東北の方角にむかって走り去ってゆく。風雲急を告げる、だ。
下をみると、プラスチックごみの袋が、矢のような早さで走り去ってゆく。風雲注意を告げるだ。今日はプラスチックごみの日だが、こんな日は出さないでね。うちのマンションは屋内に、ごみ置き場があるから大丈夫なのだが。
勤め人が襟をたてて急ぎ足でぼくを追いこしてゆく。前を行く、女性のスカートがまくれあがった。これだけが楽しみの朝散歩だった(汗)。