気ままに

大船での気ままな生活日誌

母の一周忌

2010-04-17 19:26:33 | Weblog
今日は、亡き母の一周忌だった。本当は5月2日が命日だが、みなの都合等を考え、前倒しで行ったのだ。つくづく、母は”晴れ女”だな、と思った。ぼくらが家を出る寸前に、これまで降り続いていた雨がぴたりと止んだ。そして、横須賀線の武蔵小杉駅からタクシーに乗る頃には空が大分、明るくなってきた。

法事の始まる15分前には、雪で遅れるかも知れないとメールをよこしていた、宮城県の妹家族も、なんとか間に合い、全員そろった。本堂でご住職にお経をあげてもらい、焼香をしたあと、お墓にお参りした。先週お墓参りしたときに、お墓の脇のアザレアが蕾を膨らましていたので、もう花を咲かしているものと思っていたが、この寒さで、まだ蕾のままだった。


お寺の一室で、精進落としの、お料理をいただいた。ご住職も参加してくださった。ぼくと同じで、日本酒がお好きで、お酒がまわるにつれて、いろいろ、話が弾んだ。ご住職は以前、中学の先生をしていて、ぼくら兄妹3人の出身中学校の校長をされたことや、母は父のお墓参りやお寺の行事によく参加していたので、ご住職とはすっかり親しくなり、カラオケまで誘われたことなどを伺い、驚いたり、赤面したりした。

昨日の夕飯は竹の子ごはんを頂いたが、そのとき○子さん(うちの母のこと)も、たしか好きだったなと、思い出していたんだよ、という話も伺い、とてもうれしく思った。そういえば、境内の竹林にもう、竹の子が生えてきていた。母はよく、そこの竹の子をもらって、竹の子ご飯をつくってくれ、ぼくも何度か頂いた。

食事を終え、外に出ると、雲がすっかりきれて、青空になっていた。青空に新緑が映えていた。もう、あの日から、1年たったんだな、と思うと、しみじみとした気持ちになった。みんなを送り出したあと、妻を待たせ、ひとりでお墓に行き、今日の、ご住職さんのお話しやら、いろいろ報告をしておいた。母のうれしそうな顔が目に浮かぶようだった。



一周忌 終えて見上げる 若葉かな (汗)





コメント
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