

10時頃、ワイフと大船フラワーセンターに出かけた。門を入ると、お化けかぼちゃが迎えてくれた。そうか、今月はハロウィン だったっけ。さあ、どちらから廻ろうかと、話していたら、前方に人だかり。あっ、そうだ、今日は毎月、はじめの日曜日、園長さんのガイドによる”花さんぽ”の日だったのだ。しばらく行っていなかったので、今日がその日とは知らずに来たのだった。まだ、始まったばかりのようだった。もちろん、それに参加し、今盛りの、珍しい花や実をみさせてもらった。順不同、独断と偏見で、いくつかの花や実を紹介しようと思う。
秋の花というとまず、こすもす。めずらしい種類のこすもすを。雄蕊が花のようになっている丁字咲き。


そして八重咲き。劣勢遺伝のため、必ずしも八重になるとは限らないそうだ。


ふたえ(二重)桔梗も、めずらしい。

彼岸花。赤と白は普通にみられが、鮮黄色のは、比較的めずらしい。ホントの名前はショーキズイセンだけど、ぼくらが”黄色い彼岸花”と呼んでも、植物分類学者以外、だれも文句はいいいません、名前なんか符号です(笑)。

これは珍しい。”ピンクの彼岸花”。新品種らしい。ぼくが江戸博に行った日、東京タワーはピンク色になっていました。”乳がん”の日だったようです。うちのワイフも先達て、人間ドックで検査を受けました。異常なしで安心していました。


万葉集に”秋さらば写しもせむと我撒きし韓藍(からあい)の花を誰か採みけむ”の韓藍は、ケイトーのことだそうだ。今はいろいろな品種があるが、古来の花なのだ。

。。。
人生いろいろ実もいろいろ。
ふくわばもくげんじ(むくろじ科)。先月紹介したときは黄色い花が盛んだった。風船のような実もうつくしい。

ブラジルヤシ これは食べられます、と言うので、あとでこっそり食べてみた。おいしかったです。サッカー好きな人に合いそうな味でした。

こむらさき。ムラサキシキブと区別がつきませんが、小型のようです。熊本ラーメンに”こむらさき”があります。ぼくは”味千”の方が好きです。

ぼくの好きな、センノウとマリアカラスが咲いていたのもうれしいことでした。


一気に秋の花々が咲きはじめ、楽しい花さんぽでした。お弁当は木陰でお稲荷さんをふたりでたべました。
