気ままに

大船での気ままな生活日誌

同期の桜

2010-10-24 08:41:39 | Weblog
きさまと俺とは同期の桜、高校の同期会が横浜の中華街のお店で開かれた。幹事陣がしっかりしていて、1年おきに、必ず開かれている。遠くにいるときは、出られないことも多かったが、リタイアーして、こちらに来てからは、毎回出席している。ぼくらの年になると、自分自身の体調不良や親の介護などで、やむなく出席できなくなってきている人も増えつつある。

学年会だから、全員健在で全員出席ならば、400名なのだが、6年前はたしか、100名近くいたと思ったが、今回は60名ほどだった。はじめに、物故者に対しての黙祷があった。最近、個人情報の関係からか、名簿は出さなくなったので、その後、どなたが亡くなったのか、分からないまま、黙祷した。だから、いつも出てくる人の姿がみえないと、ちょっと気になったりする。

逆に、30年ぶりに顔をみせた友人がいたりすると、おお生きてたのかと、旧交を温めるのもこうゆう会なればのことだ。先生も3人、この会の常連で、もう喜寿は越えているはずなのに、とてもお元気そうだった。

中華料理なので丸テーブルで自由席。ぼくは、たまたま(?)”両手に花”の特等席に座った。中高とも一緒のマドンナと、これまた美人だった(今もです)生物学の先生との間だ(汗)。先生とは、前回も隣りの席だったので、今年は、さらに突っ込んだ話をした。中途退職して、好きな旅行を存分にしたらしい。イタリアが大好きで、何度も行ったとのこと。ぼくも3度ほど行っているから話があった。どの都市も田舎もいいけど、人も明るくて、食べ物も合うし、いいのよね、と言っていた。ぼくも相槌をうった。中国も、ご主人が中国文学者だったこともあり、端の端までついていったとのこと。昔の中国は、不便だったけど、古き時代の日本の田舎を想わせるところが多く、とても良かったらしい。今の中国は行く気になれないわと言っていた。75歳まで海外旅行を続けられたそうだ。うらやましい人生をおくられてこられた。

会の途中、プロのシャンソン歌手になった同期生が、これも同期生のビオラの演奏をバックに、フランク永井が歌った”公園の手品師”を歌ってくれた。ぼくも好きな歌だ。フランク永井に負けない情感が出ていた。♪鳩がとび立つ 公園の銀杏は手品師 老いたピエロ うすれ陽に ほほえみながら 季節の歌を ラララン ラララン ラララン うたっているよ 貸してあげよか アコーディオン 銀杏は手品師 老いたピエロ♪
 
あっと言う間の2時間だったが、校歌を全員合唱で歌って散会した。また、2年後、元気でいるよ、と同期の桜に知らせるために出かけるつもりだ。そのときは、また、”両手に花”の席を狙おう。

コメント
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