真央ちゃん、全日本選手権では5連覇を逃したが、来春の世界選手権出場が決まった。絶不調な今シーズン前半戦だったが、年末の全日本で見事復活し、優勝は逃したものの、2位となった。優勝以外、世界選手権出場はないものと思っていたが、好印象を残したためだろう、なんとか拾われた感じだ。GPファイナルに出場した鈴木明子には気の毒な気もする。それだけ、日本のレベルが高いということだ。でも、男女とも最強のトリオがそろい、3月が楽しみだ。
あと三カ月、さらに調子を上げ、前回に引き続き、世界女王になってほしい。
真央ちゃん、全日本選手権では5連覇を逃したが、来春の世界選手権出場が決まった。絶不調な今シーズン前半戦だったが、年末の全日本で見事復活し、優勝は逃したものの、2位となった。優勝以外、世界選手権出場はないものと思っていたが、好印象を残したためだろう、なんとか拾われた感じだ。GPファイナルに出場した鈴木明子には気の毒な気もする。それだけ、日本のレベルが高いということだ。でも、男女とも最強のトリオがそろい、3月が楽しみだ。
あと三カ月、さらに調子を上げ、前回に引き続き、世界女王になってほしい。
日本橋高島屋で”わが心の歌舞伎座展”が開催されている。気まま生活に入ってから、歌舞伎座には何度も訪れている。歌舞伎は、あの和風桃山様式の歌舞伎座で観なきゃ、という感じが(今でも)する。国立劇場、新橋演舞場、わが鎌倉芸術館(たまに歌舞伎があるのだ)で観る歌舞伎では、ぼくにとっては、雰囲気的に、ちょっと物足りない。だから、歌舞伎座、取り壊しのニュースを聞いた時、イカッて、ブログにも記事にした。名女形、六代目歌右衛門が”わたしの目の黒いうちは、歌舞伎座をつぶさせないわよ”と言ったそうだが、目が黒くなくなったら、つぶされてしまった。
はじめの設計図では、たしかな巨大なビルの中に、歌舞伎座が埋め込まれるような形だったと思う。わずかに桃山様式の建物の名残を留めるような計画だった。ちょうど、三菱一号館みたいな形だ。松竹、財政的な事情から、一等地の地上部の有効利用ということだろうが、有形文化財にもなっている建物なのだから、それなりの配慮をしてもらいたかった。でも、今回の展覧会をみて、少し、機嫌を直した。新しい歌舞伎座の設計図も展示されていたが、新歌舞伎座は独立した建物となり、背後にビルが建つという設計になった。これなら許せる。六代目歌右衛門も、まあよかろうと天国でつぶやいていることだろう。
歌舞伎座の歴史、思い出の歌舞伎役者の写真のほか、旧歌舞伎座内の看板や案内板(一幕席はこちら、とか、ぼくは、これをみて。本当にここで一幕やるのかと思ってしまった;汗)、ロビーにあった置時計とかが展示されている。花道は本物そっくりに再現してあって、その横に座席までしつらえてある。ここだけは”憧れの花道体験”で、花道に上がることもでき、撮影も可能だった。ぼくも花道横の席で観劇したこともある。義経千本桜のときだったかな。
小鼓、大鼓などの楽器類や波の音、風の音等の擬音を出す道具類の展示も面白かった。歌舞伎衣装は、人気投票の1位から5位に選ばれたという演目の衣装が展示されていた。”勧進帳”の義経、弁慶、”京鹿子娘道成寺”の白拍子花子、”義経千本桜”の源九郎狐などの鮮やかな衣装も真近でみられる。
楽しい展覧会だった。第5期の歌舞伎座の誕生は、2013年春とのことだ。”さよなら公演”の最終週の歌舞伎をみに行ったので、もちろん、”お待たせしました公演”にも行きたいと思っている。
花道
2010年4月26日(閉館6日前)の歌舞伎座
昨晩の全日本女子フィギュアスケート選手権。真央ちゃんが復活ののろしをあげた。回避するかと思われたトリプルアクセルを決めて、一気に波にのった。全日本5連覇達成しなければ、3月に行われる世界選手権に出場することは、ほぼ不可能だ。まさに崖っぷちの戦いだった。私は一発勝負に強いと、よく言っているように、まさに、ここぞというときの起死回生のジャンプだった。
これで、今日のフリーも、やってくれるだろう。できれば五輪のときのように、トリプルアクセルを2つ入れ、ダントツのトップで、5連覇を決めてほしい。そして、誰にも文句を言わせない、世界選手権への出場決定へ。そして、世界女王連覇。
一方、第二、第三の”真央ちゃん”の台頭もうれしい。16歳の佳菜ちゃん、そして14歳の理紗ちゃん。それぞれ、3位、4位と、お姉さんたちを抑えた、見事な演技だった。次の五輪では、この娘(こ)たちが主役になるかもしれない。真央ちゃんも、うかうかできないぞ。
この記事は昨日の夜、書くつもりだったが、そのあと、テレビの忠臣蔵を観てしまったので(今年は忠臣蔵にどっぷりなのだ)、記事にできなかった。
今日は、真央ちゃん、優勝の場合は、速報で当日、記事にします。負けた場合には、やけ酒で、昨日の飲み残したクリスマス・ワインを夜明けまで飲みあかし、翌朝、”真央再起不能”のタイトルで、くそみそに書くつもりだ。
そうそう、男子フィギュア、小塚くん、初優勝おめでとう。男子三強も順当に世界選手権出場決定だ。こちらも、16歳になったばかりの羽生くんが、のしてきた。 若手が伸びてくるのをみるのはうれしいことだ。