気ままに

大船での気ままな生活日誌

二宮・吾妻山 もう菜の花

2010-12-12 18:33:04 | Weblog

東海道線下りに乗っているとき、車窓から富士山がきれいにみえていた。大磯に行くつもりだったが、ひとつ先の二宮駅で降りた。ここに富士見の絶好なポイントがあるのだ。吾妻山という標高130メートルくらいの山で、頂上からの眺めは素晴らしい。菜の花の季節には必ず来る。

山を登り始めると、坂道途中の日本水仙が一部、咲き始めている。なんとレンギョウまでもひとつ、ふたつ咲き始めている。ふと、この調子なら、頂上の菜の花もひとつふたつ、咲いてる可能性もなくはない、と期待が膨らんでくる。富士山だけでなく、菜の花までみられれば、こんなうれしいことはない。ぼくの足は自然と早まる。

そして、頂上の広場に到着。まず、シンボルツリーのエノキの向こうの、菜の花畑に目をやる。ななななんと、黄色い花がぼくのぱっちりした(爆)眼に入る。やったぜよ、龍馬さん。(なんで龍馬が出てくるの、”菜の花の沖”は 高田屋嘉兵衛じゃなかったっけ?)水仙だけでなく、菜の花も咲いていたのだ。

それに、ななななんと(これはある程度予想はしていたけど、♪娘心はよ 山の天気よ♪という歌もあるし、変わりやすいから少し心配もしていたのだ)、雲ひとつない富士山が、あの小さな、富士山に似た金時山の向こうにそびえているではないか。

富士山をみて、菜の花をみて、丹沢の山々をみて、相模湾をみて(真鶴半島、伊豆半島、三浦半島、房総半島、伊豆の島々がみえる)、四方八方見どころ満載、まるで天国のような処で、ぼくは一時間ほど、ぼーとしていた。いつもぼーとしているけど、今日のぼーは最高ランクのぼーだった。

とても、満足した一日だった。

菜の花畑

菜の花越しの富士山

金時山越しの富士山

丹沢の山々

エノキ越しの相模湾

日本水仙

菜の花とまゆみ

神奈川美林50選のひとつ

今度は菜の花が満開のときに、ふたりで来よう。

 

 

 

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黒とかげブルーライトのヨコハマで

2010-12-12 10:43:41 | Weblog

蕪村の講義を聴くようになってから、なんでもかんでも、575にしてしまう(汗)。今日のタイトルも、一応、575です。全く意味がわからないって?それをこれから説明します。

神奈川近代文学館に”文芸映画を観る会”というのがあって、ぼくはここの会員になっていて、ときどき興味のある作品を観にきている。この日は”黒蜥蜴”だった。ちょうど、”三島由紀夫を中心にした文学展(以前ブログで紹介した)”もやっている最中なので、関連の映画が企画されたのだろう。

 1962年大映で、監督:井上梅次、原作:江戸川乱歩、劇化:三島由紀夫、脚本:新藤兼人、音楽:黛敏郎。すごいメンバーでしょ。ご存命なのは新藤兼人さんくらいかな。そしてキャストは、緑川夫人(実は黒蜥蜴)に京マチ子、明智小五郎に大木みのる、その他、叶順子、川口浩、三島雅夫と、これまた懐かしい俳優さんたち。歳をだいぶ重ねた人(笑)には、俳優さんの顔が浮かぶと思います。

”美しき怪盗のワナの中で仕組んだ名探偵のワナ/乱歩の奇想/三島・新藤の才気”のキャッチコピーそのままの、面白い映画でした。妖艶な歌と踊りも入り、大人の探偵小説映画と言ったところでしょうか。

名探偵明智小五郎、怪人二十面相、少年探偵団、最近、現れませんね。定年退職して、ぼくみたいに遊びまわっているのかな(笑)。

そして、帰りは元町通りに降りて、ブルーライトヨコハマを楽しんだというわけです。

 

 

 

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