気ままに

大船での気ままな生活日誌

美術館納めはドガ展で

2010-12-30 18:13:41 | Weblog

今年も、多くの美術館巡りをした。だから、美術館納めをしなければと思い、いろいろ調べたが、12月31日まで開催しているところは、ここしかなかった。横浜美術館のドガ展だ。一度、行っているけど、あのエトワールはもう一度、観てみたいと思っていた。

正月用の仏花を父母の墓にそえ、ふたりで駅前の蕎麦屋でいっぱい(汗)してから、東横線でみなとみらいに一直線。特急に乗ると、武蔵小杉駅から、3駅目だから、あっという間に着く。そして美術館口から出ると、すぐ目の前に、ドガ展の大きな看板をかかげた横浜美術館が待っていた。チケット売り場には数十人の列があったが、5分も待たずに買えた。帰りには、入場制限をしていて、館外に長い列があったから、うまいときに来たことになる。

エトワールは、やはり図抜けていいと思った。一度、感想を書いているので、今日は書かない。バレリーナ、競馬の馬、浴場の女、そして肖像画がドガの4本柱。馬は先日、有馬記念の馬券を買ったので、今回はていねいに観た(汗)。浴場の女は、ただの裸婦より、覗き見をしているようで、楽しめる(汗)。肖像画では”マネとマネ夫人像”の前で、また、あのエピソード(夫人の出来栄えが気に入らず、切り取ってしまい、それがそのまま作品になっている)を思い出し、笑ってしまった。

今年の”美術館納め”をしてよかった思う。常設展には、ダリのシュルレアリスムの部屋があったし、ぼくの好きな、清方さんらの日本画も〆として観ることができた。来年も、今年以上にあちこちの美術館巡りをしてみたいと思う。競馬も今年以上に。

(エトワール)

(出走前)

(湯浴みする女)

常設展(拡大できます)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杉本寺の仁王さまと五輪塔

2010-12-30 08:48:01 | Weblog

浄妙寺など、この近くにはよく行くけど、杉本寺を訪れることは少ない。花のない寺だし、あの長い石段にもちょっと抵抗がある。でも、鎌倉一の古いお寺(天平時代)であるし、なんと坂東観音霊場の三十三番札所の第一番の名刹である。それに行基作といわれる、重文の十一面観音(杉本観音)さまも安置されている。年末ぐらいご挨拶しておこうと石段を登った。

山門には、真っ赤な顔をした、阿吽の二体の仁王様が睨んでいた。中央の石段は通せんぼで、苔むして、苔石段になっている。妙法寺に負けないくらいの苔石段だ。脇の階段を昇ると、茅葺きの本堂前に辿り着く。同じ、天台宗の宝戒寺もそうだが、ここも本堂内に入ることができ、直接、観音様を拝むことができる。お線香をあげ、お参りした。若き日の美智子さまと浩の宮さまがお参りしたときの写真が、何枚も飾ってあった。

境内には、鐘楼と、右手にたくさんの五輪塔が並んでいる。ちょうど、東慶寺の小林秀雄の五輪塔と同じくらいの大きさのものが、いくつもある。句碑もあった。ここの住職さんを大正14年から昭和17年まで勤めた方で、号を尾崎迷堂という。その後、大磯のお寺に移り、そこで没したとのことだ。句碑の裏面には、”手をかざし 見けるは 秋の燕哉”の句が刻まれていた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浄妙寺 紅梅白梅ねむり猫

2010-12-30 07:36:02 | Weblog

もう、紅梅、白梅が、浄妙寺で咲き始めていた。そして、いつも死んだように寝ている”ねむり猫”(ぼくがつけたあだ名)は、今日もやっぱり本堂の縁側で寝ていた。のんきな猫だ。それとも、ねむり病に罹ってしまったのだろうか。それとも、ただの怠け者なのだろうか。年末の浄妙寺は、静まりかえっていた。そうそう、水仙もロウバイも、もう満開だった。一足先に初春を楽しんだ気分になった。

(画面拡大できます)

 

近くの、報国寺と華頂宮邸は年末年始は閉館だそうだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする