今年も、多くの美術館巡りをした。だから、美術館納めをしなければと思い、いろいろ調べたが、12月31日まで開催しているところは、ここしかなかった。横浜美術館のドガ展だ。一度、行っているけど、あのエトワールはもう一度、観てみたいと思っていた。
正月用の仏花を父母の墓にそえ、ふたりで駅前の蕎麦屋でいっぱい(汗)してから、東横線でみなとみらいに一直線。特急に乗ると、武蔵小杉駅から、3駅目だから、あっという間に着く。そして美術館口から出ると、すぐ目の前に、ドガ展の大きな看板をかかげた横浜美術館が待っていた。チケット売り場には数十人の列があったが、5分も待たずに買えた。帰りには、入場制限をしていて、館外に長い列があったから、うまいときに来たことになる。
エトワールは、やはり図抜けていいと思った。一度、感想を書いているので、今日は書かない。バレリーナ、競馬の馬、浴場の女、そして肖像画がドガの4本柱。馬は先日、有馬記念の馬券を買ったので、今回はていねいに観た(汗)。浴場の女は、ただの裸婦より、覗き見をしているようで、楽しめる(汗)。肖像画では”マネとマネ夫人像”の前で、また、あのエピソード(夫人の出来栄えが気に入らず、切り取ってしまい、それがそのまま作品になっている)を思い出し、笑ってしまった。
今年の”美術館納め”をしてよかった思う。常設展には、ダリのシュルレアリスムの部屋があったし、ぼくの好きな、清方さんらの日本画も〆として観ることができた。来年も、今年以上にあちこちの美術館巡りをしてみたいと思う。競馬も今年以上に。
(エトワール)
(出走前)
(湯浴みする女)