立春に宝戒寺を訪れたとき、枝垂れ梅をはじめとする境内の梅は、ほぼ五分咲きぐらいだった。福寿草も咲き始めていた。今日、鎌倉市川喜多映画記念館で、高峰秀子追悼記念映画”二十四の瞳”を観たあと(さすが名画だ、すごくよかった)、近くの宝戒寺を訪れた。もう、梅が満開になっているだろうと思ったからだ。もう夕暮れ近くだったので、門を半分閉ざしていたが、ちょっと覗かせてもらった。枝垂れ梅は、咲きはじめの遅かった枝の梅花も開いていたが、いつもより、花のつきが悪く、全体的に、見栄えはもうひとつだった。でも、他の紅梅、白梅は見事に咲きそろい、十分、楽しませてくれた。それに、福寿草が、すべて出揃ったという感じで、大きなコロニーを形成していた。高峰秀子先生と大人になった教え子たちが再会する、感動的なラストシーンを思い出しながら、梅を見、福寿草を見た。境内にはもう、誰もいなかった。
今夜は月も見頃でした。満月!雲が多くてやっと20:20に撮れました。
ふれふれ(2020)。応援のエールです。まけないでがんばってね。