気ままに

大船での気ままな生活日誌

JAZZ IN 鎌倉 & 真央ちゃん

2011-02-20 21:44:19 | Weblog

近くの鎌倉芸術館で”JAZZ IN 鎌倉”が昨日、今日と2日間、開催されている。今年で、もう14回目になるという。開演5分前に着いたら、600名定員の小ホールがほぼ満員。うしろにひとつ席が開いていたので、座ってみる(きく)ことができた。そのあと、すぐ満席になり、最初のバンドの演奏が終わる頃には、立ち見でいっぱいだった。

アマチュアバンドだが、あなどれない。十分楽しませてもらった。ぼくはそんなに詳しくないので、知らない曲もだいぶあったが、音楽は別に知識で聞くわけではないから、問題ない。20名近い、ジャズオーケストラの演奏から、5,6人の小規模のバンド、また、ピアノとドラムだけで、ボーカル主体のもあった。

あるバンドが、みなさんに”ほっとするバンド”と評価されているんです、と自己紹介していたが、確かにそうだった。”赤い靴”をスイング風にアレンジしたものとか、ぼくの好きな西田佐知子の”コーヒールンバ”まで演奏してくれた。一方、初参加というジャズオーケストラは、まるでベートーベンのような力強い演奏だった。カウントベイシーのライブオンリーです、と紹介していた。また、別のバンドは、100年前の曲とかのディキシーランド・ジャズ専門のバンドもあった。大船のお店にいつもいます、という3人のバンドの女性ボーカルの方は、透き通るようなとてもいい歌声だった。

来年は15周年記念で、有名人を呼んで、大ホールで盛大にやる予定らしい。少しでも応援をと寄付金をおいてきた。来年も見逃さないようにしよう。

帰ってからは、真央ちゃんの、フィギュア4大陸選手権を観た。フリーでは最初のトリプルアクセルをばっちり決め、その後も、見た目にはノーミスで、逆転優勝かと思ったが、ちょっと辛い点数が出て、安藤選手には及ばなかった。でも、これで、完全復活といってもいいだろう。3月の世界選手権が楽しみだ。関係ないけど、解説の荒川静香さんが眼鏡をかけていて、一瞬、誰かと思った。コンタクトとの方がよいかもしれない。こうゆうのを”余計なお世話”というのだろうか。

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東慶寺仏像展

2011-02-20 11:33:19 | Weblog

東慶寺仏像展が始まったので、覗いてきた。境内の松ヶ岡宝蔵で開かれている。聖観音菩薩立像(重文)、水月観音半跏像(県重文)、ら五体の仏像のほか、当寺所蔵の宝物を拝観させていただいた。

まず、聖観音菩薩さまがお迎えしてくださる。案内によると、鎌倉後期の作で、寄木造り、彩色土紋置玉眼入り、とある。もと太平尼寺(西御門にあった尼寺)の本尊だったが、安房の里見氏が鎌倉乱入時に、美人の(たぶん)尼さんと共に持ち帰ったが、要山尼が本尊を取り返し、のちに東慶寺の泰平殿に安置され、現在に至たったということだ。土紋とは、ねった土を、花、葉、輪法などのひな型にいれて文様をつくり、それを漆で貼る装飾法だ。どなたかが、懐中電灯で照らしてくれたので、よくわかった。色もわずかに残っている。太平尼寺の跡地も昨日、確認してきた(汗)。来迎寺の脇にその碑はあった。

そして人気者、水月観音さま。私、この仏像さま、大好きというご婦人の声が聞こえた。水に移る月を眺める半跏のお姿で、また、お顔もうつくしい。元尼寺にふさわしい仏像である。ぼくも好きになってしまった。また、会期中に会いにこよう。仏像さまなら女房もやきもちをやかないだろう(笑)。

そして、ポスターの銅造 香薬師如来。奈良の新薬師寺に伝わってきた仏像だが、昭和18年に盗難にあった。まだみつかっていないが、幸い石膏模型が残っていたので、文芸春秋社長の佐々木成索氏が三体鋳造した。それらは、新薬師寺、東博そして佐々木氏に。佐々木氏27回忌の折り、東慶寺に寄贈されたということだ。 

加えて、観音菩薩半跏像、阿弥陀如来立像などが拝観できる。また、漱石の和辻哲郎(東慶寺にお墓がある)あての書状(まつたけを贈ってもらった礼状)、そして、原三渓、彼の庇護をうけた古径、前田 青邨(お墓がある)、漫画家の那須良輔( やはりお墓がある)らが描いた梅の花などの絵の掛け軸もみることができる。さらに、かけこみ寺に関連した資料、川柳などもある。川柳については、小冊子も買ったので、面白いのがいっぱいあるので、のちほど紹介したい。

 

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