近くの鎌倉芸術館で”JAZZ IN 鎌倉”が昨日、今日と2日間、開催されている。今年で、もう14回目になるという。開演5分前に着いたら、600名定員の小ホールがほぼ満員。うしろにひとつ席が開いていたので、座ってみる(きく)ことができた。そのあと、すぐ満席になり、最初のバンドの演奏が終わる頃には、立ち見でいっぱいだった。
アマチュアバンドだが、あなどれない。十分楽しませてもらった。ぼくはそんなに詳しくないので、知らない曲もだいぶあったが、音楽は別に知識で聞くわけではないから、問題ない。20名近い、ジャズオーケストラの演奏から、5,6人の小規模のバンド、また、ピアノとドラムだけで、ボーカル主体のもあった。
あるバンドが、みなさんに”ほっとするバンド”と評価されているんです、と自己紹介していたが、確かにそうだった。”赤い靴”をスイング風にアレンジしたものとか、ぼくの好きな西田佐知子の”コーヒールンバ”まで演奏してくれた。一方、初参加というジャズオーケストラは、まるでベートーベンのような力強い演奏だった。カウントベイシーのライブオンリーです、と紹介していた。また、別のバンドは、100年前の曲とかのディキシーランド・ジャズ専門のバンドもあった。大船のお店にいつもいます、という3人のバンドの女性ボーカルの方は、透き通るようなとてもいい歌声だった。
来年は15周年記念で、有名人を呼んで、大ホールで盛大にやる予定らしい。少しでも応援をと寄付金をおいてきた。来年も見逃さないようにしよう。
帰ってからは、真央ちゃんの、フィギュア4大陸選手権を観た。フリーでは最初のトリプルアクセルをばっちり決め、その後も、見た目にはノーミスで、逆転優勝かと思ったが、ちょっと辛い点数が出て、安藤選手には及ばなかった。でも、これで、完全復活といってもいいだろう。3月の世界選手権が楽しみだ。関係ないけど、解説の荒川静香さんが眼鏡をかけていて、一瞬、誰かと思った。コンタクトとの方がよいかもしれない。こうゆうのを”余計なお世話”というのだろうか。