気ままに

大船での気ままな生活日誌

Kawaii日本美術展

2014-03-06 09:48:33 | Weblog

昨晩のNHK歴史ヒストリア、歌麿の巨大美人画”深川の雪”にはびっくりしましたね。画像を前回の記事に貼っておきましたのでご覧ください。箱根小涌谷の岡田美術館で4月から公開とのこと楽しみです。

さて、今日は、すでに閉幕してしまった展覧会の感想文です。閉幕前日の3/1に訪ねた山種美術館の、”Kawaii日本美術展”。ここの図録はコンパクトなので、いつも購入している。だから、今日も思いっきり画像を載せて、華やかにしたいと思いますダ(笑)。

展覧会タイトルの通り、可愛いKAWAIIものばかり。各章ごとにお気に入りをいくつかづつということで。

第1章 描かれた子ども ― 人物の中のKawaii

柴田是真 山姥と金太郎図 びわの実に集まるありんこをみつめる金太郎

小茂田青樹 愛児座像 青樹38歳のときの子供がモデル

川端 龍子 百子図 終戦後インド象がおくられてきて、喜ぶ子供たち

小出 楢重 子供立像 5歳になる長男を描いた。

第2章 生き物もの大集合/動物の中のKAWAII

伊東若冲 樹花鳥獣図屏風 コミカルに描かれた象さんたちの動物たち、(右隻)と鳳凰、鶏さんなどの鳥類。

西山翠 嶂 狗子 竹内栖鳳みたいな子犬だが、娘婿が描く。

奥村土牛 兎 赤い目のかわいいこと。

森 狙仙  猿図 狙仙 は猿をよく描いたとのこと。様々な姿態の猿がかわいい。

下田 義寛 白暈 羊の親子

第3 章 小さい・ほのぼの・ユーモラス ― Kawaii ってなに?

山口 華楊  木精 北野天満宮の老欅がモデル。以前飼っていたミミズクを添えたという。これがかわいい。

柴田 是真  墨林筆哥 漆絵

伊藤 若冲  伏見人形図 求めに応じ、よく描いた、ほのぼの人形。

熊谷 守一  ほたるぶくろ

谷内 六郎 うさぎ、うさぎ

ほのぼのとした、いい展覧会だった。同じ日にみた、根津美術館の清麿の刀剣展は男性が目立ったが、ここは若い女性が目立っていた。見学者の見学も楽しめたノダ(汗)。

今朝の富士山。かわいいというよりこうごうしい。

そうそう、こうごうしくても、かわいい天女さまもいらっしゃいましたよ。

安田 靫彦  飛天 御舟が芳香を放つ芸術と讃えた

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする