気ままに

大船での気ままな生活日誌

富士と桜と春の花 山種美術館

2014-03-28 08:25:45 | Weblog

富士が好きで、桜が好きで、春の花が好きなぼくが、山種美術館で開催されている”富士と桜と春の花”展を見逃すはずがない。展覧会開始そうそう出掛けている。こんなに富士山の絵を同じ会場で見たのははじめてかもしれない。それだけで感激。”富士山世界文化遺産登録記念”と銘打つだけはある。

富士山も画家によって、さまざまな見方、描き方をするのが面白い。ミニ図録を買っていますので、その写真を豊富に取り入れて、紹介したいと思います。

富士山といえば、横山大観。富士山をぐるりと回り、いろんなところから、春夏秋冬、朝昼晩と眺めて描いているが、富士山に登ったことは一度もないとのこと。でも、富士山は遠くからみるのが一番の美人ですもんね。石ころだらけの山肌をみたら。幻滅してしまうかも(笑)。

霊峰不二(大観)

ぼくには青い富士というイメージがないが、古径と土牛が青い山肌の富士を。兄弟弟子だから、気持ちも似るのだろうか。

不尽(古径)

山中湖富士(土牛)

富士山を一番ソンケイしているのではないかと思われる画家は、この二人。黄金色に包まれる神々しいばかりの富士山。富士山自身もやっぱり、あの球子富士よりは、うれしく感じると思いますよ(爆)。

富士と筑波 のうち 「富士」(平福 百穂)

富嶽(安田 靫彦)

雲がはれゆく様を描いた遊亀と川春彦。はじめてこういう光景に巡り合って、印象深かったのでしょう。ぼくも一度、みて観たい、急激に雲が晴れていく姿を。

霽れゆく(遊亀)

霽るる(川 春彦)

さっき悪口を言ってしまったが、世界遺産登録記念に相応しい画題なので、球子で締めようと思います。

めでたき富士(片岡 球子)

さて、次は桜。ぼくもあちこち桜の名所を訪ね歩いてきたけれど、やっぱり一番は吉野の桜かな。

吉野(土牛)

醍醐(土牛)。醍醐の桜もこの絵を知ってから観に行った。

夜桜ふたつ。

夜桜(御舟)

夜桜(千住博)

牡丹もイイね。

牡丹図(鈴木基一)

牡丹(福田平八郎)

富士と桜と春の花、素晴らしい展覧会だった。さあ、今日から、絵ではなく、(本物の)本格的なお花見のスタートだ。先陣は六義園の枝垂れ桜!弘前の散る桜まで連日、観尽くすゾ!!できれば、北海道まで初進出したい!

 
(昨年5月の弘前城の花筏です)

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原節子桜開花、岸恵子枝垂れ桜満開、真央桜SP満開

2014-03-28 07:39:30 | Weblog

すでに5日前に大船撮影所開所記念植樹の桜並木の開花宣言をしているが(汗)、今朝の散歩で、原節子桜も開花したことを確認した。原節子桜とは、ぼくがこちらに越してきてからつけた名前で、いつも松竹桜の開花のトップ(残り花もみどりの日までの記録がある)を飾っていたが、ここ数年、トップの座を若い司葉子桜に譲るようになってしまった。ちょっと弱ってきたようにも思う。でも、原節子桜の向かいに小津安二郎桜がいて、いつも仲良く手(枝)を握っているので、まだまだ元気だ。毎年、開花もふたりほぼ同時で、遅れても1日くらい。今年も同時に開花した。

さて、岸恵子枝垂れ桜。松竹桜並木とは巴里方面にちょっと離れたお宅の庭に住んでいて、いつもしだれて色っぽい。老いらくの恋も欠かさない(笑)。本当に元気で、いつも早々と開花し、もう、満開を迎えている。それに、ここの枝垂れの咲き具合は、駒込の六義園の枝垂れ桜とほぼ同じで、いつもこれを、目安にしている。で、今日、六義園に出掛けます!!

昨晩、真央桜も満開。世界選手権で、見事にトリプルアクセルを決め、完璧演技。バンクーバー五輪のキムヨナの得点を上回る歴代世界最高得点を上げた。ソチ五輪銅メダリストのコストナー桜、同5位のリプニツカヤ桜を抑えてトップ発進。あとは大事なところで転ばまなければ(笑)、世界チャンピオン。満、満開に。がんばれ、真央ちゃん。

原節子桜の開花、

原節子桜、小津安二郎桜、司葉子桜の位置関係。

岸恵子枝垂れ桜 満開

真央桜も満開

真央桜の後継か、15歳リプニツカヤ桜。

NHKの刈屋アナウンサーもぞっこんの美人スケーター、米国、ホトマックのゴールド桜

ご近所の木蓮も朝日に輝いていた。小百合木蓮と名付けるいいともに出演してネ。


 

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