気ままに

大船での気ままな生活日誌

夏場所後半戦はじまる 稀勢と白鵬、抜け出す

2016-05-16 22:13:07 | Weblog

こんばんわ。二日目の箱根はお日さまも厚い雲の陰で寒いくらい。予定を変更して、早めに帰宅した。おかげさまで、稀勢の相撲はばっちりみることができましたよ。

大相撲夏場所も、はや後半戦に突入した。これまで、全勝の白鵬と稀勢、これを追う1敗の日馬と豪栄道という展開だったが、今日、9日目に大きく変わった。まず、稀勢が直接対決で豪栄道を突き離し、白鵬は勢になんと、カチアゲでKOパンチをくらわせ、全勝をキープした。結びの一番では日馬富士が隠岐の海に沈み、2敗に後退。優勝争いは稀勢と白鵬に絞られた恰好となった。

稀勢の里と豪栄道

豪栄道の待ったにも動ぜず、二度目もすぐ立つ。はじめ追い込まれるも、あわてず、左四つで受け、持ち直す。最後はじっくり送り出し。これまで通りの”横綱相撲”!

豪太郎の逆転の首投げも難なくはずす。

じっくり、送り出し。

9連勝!

白鵬

またやった。立ち合い、左手で張り手をくらわせたあと、右肘でカチアゲで勢の顎に強力パンチ。勢、たまらず、転倒。苦悶の表情。KOパンチ!横綱が使う技ではない。平幕の大砂嵐が多用してひんしゅくを買ったが、今はやらない。反則ではないが・・・と北の富士さんも渋い顔。昨日の琴勇輝戦でも”子猫だまし”(ぼくがつけた技名)で対戦力士の顔の前に手をかざし、目をつぶったときに、ひらりと変化して勝つ。観衆からもブーイング。舞の海さんも苦言。そんなことまでして勝ちたいのか、大横綱の名が廃るゾ。みっともないですねえ。

右ひじが勢の顎を直撃。

ぐらり・・・いてててて!

どすん!

文句あっか。横綱はなにをやってもいいんだい! とほほ。明日、照に変化されて、負けても文句はいえない。たぶん、そうなるヨ。

日馬富士

横綱らしく、正々堂々と負ける。これでいいんだ。

稀勢の里、明日は宿敵の琴奨菊戦。もうこの稀なる勢いは誰も止められない。ぼくの予想した全勝優勝へまっしぐら!

。。。。。

では、おやすみなさい。いい夢を!

箱根の景色をチョットだけよ。





 

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奥村土牛展

2016-05-16 05:52:13 | Weblog

おはようございます。箱根のホテルからの投稿です。昨日は、春の花が咲き乱れる湿生花園に堪能。夕方は稀勢の里の八連勝と温泉とご馳走に堪能(笑)。楽しい一日でした。では、恒例の(笑)、旅先からのたまっている展覧会記事をお届けします。

山種美術館のカレンダーをこの2年、使っている。その、3,4月の絵は奥村土牛(1889-1990)の”醍醐”。醍醐寺の三宝院の枝垂れ桜を描いた名作で、ぼくも大好きな作品。当館は、土牛の作品を135点も所蔵しているとのことで、そのうち半数近くがいっぺんにみられる豪華な展覧会が開催されている。山種美術館50周年記念特別展である。また土牛は101歳のご長寿で、最晩年まで絵を描かれていたので、奥村土牛/画業ひとすじ100年のあゆみというタイトルになっている。

山種の土牛の絵は何度もみているので、ぼくのブログにも土牛の作品が随分と載っている。とくに、古径生誕130年記念”古径と土牛”展(2013)では、たくさんの作品をみている。

今回は章立てにはこだわらず、好きな絵を順不同に載せてみたいと思う。展覧会では、動物へのまなざし、花へのまなざし、人物へのまなざし、風景のまなざしというコーナーがあったので、ぼくもまねをして、それぞれの生き物たちも並べてみたい。土牛のやさしい眼差しがよくわかる。

まずは、名作2点。

醍醐

鳴戸 (奥さんは徳島出身)


やさしいまなざし(動物)

うさぎ

聖牛


シャム猫

軍鶏

植物へのまなざし


牡丹

水蓮

人物へのまなざし

踊り子

舞妓

朝市の女

風景へのまなざし

山中湖富士

吉野

麻布南部坂


浄心 
古径が亡くなられたことで、どうしても描きたくなった、中尊寺の一字金輪坐像(白く塗られた面や肢体が肉感的で、”人肌の大日”と呼ばれている)。毎日、拝観と写生に没頭した。ただの写生ではなく、自分の心の中にある仏像を描こうとした。題名も”浄心とした。(土牛)

唐時代の寒山詩にある「土牛石田を耕す」という 言葉から、父が命名したという。「牛が石ころの多い荒れ地を根気よく耕し、やがては 美田に変えるように、お前もたゆまず精進しなさい」と。白寿まで描き続けた。

 閑日 (東近美所蔵) 85歳の作品

すばらしい展覧会だった。

では皆さん、今日も一日、お元気で!

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