映画の永遠のゼロは大人気で、ロングランだが、アンディ・ウォーホル展/永遠の15分も5月6日までのロングラン。二月の中頃、ラファエル前派とセットで六本木ヒルズまで観に行った。もう半月も前になるので、おぼろげしか憶えていない。だからおぼろげなる感想文でお許しを。
アンディ・ウォーホル(1928-1987年)が、はじめて、ぼくの頭の片隅に入り込んできたのは、一昨年の暮れ、ニューヨークのMoMAを訪れたとき。しっかりと色つきマリリンの顔が焼きついた。そして、去年の夏、American Pop Art展で、しっかり”200個のキャンベルスープ缶”が焼きついた。こうした予行練習のあとの、今回のアンディ・ウォーホル展。 日本では過去、最大級の回顧展というだけあって、すごい作品群。そして、展覧会で垣間見られる、アンディ・ウォーホルのすごい人物像、すごい芸術観。のけぞってしまいそう。
はじめに、彼の芸術観から。ビジネスアート時代の、彼の言葉。金を儲けるのもアート/働くのもアート/うまくいっているビジネスが最高のアート きっと、つまらん批判を浴びせてきた美術評論家に返した言葉だろう、おまえらに何がわかるんじゃ、と。俺の人生そのものが芸術なんじゃ。すべてが芸術じゃ!という感じ。なんだか岡本太郎みたい
さあ、多様な作品群をつぎつぎ。まずは、ぼくも好きな肖像画。
マリリンもいろんなバージョンがある。
坂本龍一も
ジャクリーンケネディ、マイケルジャックソン、ミック・ジャガー、モハメド・アリも。1000点の肖像画を作成したという。さて、この人は誰でしょう。アンディ・ウォーホルさまです。いかにも
ご存じ、キャンベル・スープⅠ: チキン・ヌードル
マルチクリエーター。彫刻も。
ドローイング作品も
コレクターとしても。日本関係のコレクション
KAWAII作品も
最後に、 「永遠の15分」とは。「将来、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう」というウォーホルの有名な言葉とのこと。ぼくは永遠のゼロだな。
〆はやっぱり、華やかに。世界で一台!アンディ・ウォーホルがペイントしたBMWのアートカー!!
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