気ままに

大船での気ままな生活日誌

”秋田の行事と小百合”シリーズ ベストテン駅決定!

2013-10-23 09:19:42 | Weblog
JR東日本、大人の休日倶楽部のポスター、藤田嗣治の”秋田の行事”をみる吉永小百合さん。そのポスターを追いかけて、もうひと月半。はじめて見たのは、忘れもしない東京五輪開催があと十数時間で決まるという、9月7日の東京駅構内。あの日以来、逗子駅、茅ヶ崎駅でみつけ、ベストスリーが決まり、そのあと、大船、駒込、上野、辻堂、鎌倉、本郷台とつづき、九つ目まで到達した。さあ、あと一つでベストテン決まりとなっていた。

これまでの順位は、その土地の文化成熟度とサユリストの分布率の高低とほぼ比例しているのデアル。だから、横浜が何故、入らないのか、不思議でならなかった。先日、駅構内を隈なく捜したが、ひとつもない。で、考えられることは、ただ一つ。女性市長が人気のある小百合さまにやきもちをやいて、JR横浜駅にポスターストップをかけたノダ。そういえば、桜木町駅でも石川町駅にもないけれど、市長の目の届かない、はるか遠くの栄区の本郷台駅にのみにありんした。

さて、ベストテンのしんがりを勤めた駅は、どこでしょう。な、ななんと、ダークホース、大穴、意外なところ、JR横須賀線の終着駅、久里浜駅だったのです!!!

久里浜駅


駅構内のポスター。秋田の行事と小百合#10だけではなく、下に角館の三美人のポスターもありんした。


全体ポスターです。


ベストテン決定!!! おめでとうございます。
東京、逗子、茅ヶ崎、大船、駒込、上野、辻堂、鎌倉、本郷台そして久里浜。

東京駅から始まって久里浜駅で終わる。そうか、横須賀線の始発駅と終着駅じゃん。

これで、ぼくの”秋田の行事と小百合”シリーズは終了します。でも、横浜駅だけは、見つけ次第、号外として報告の予定です。

。。。。。

”秋田の行事”について、一言。
今年の春、秋田の桜の名所、千秋公園の入り口近くにある、平野政吉美術館でこの巨大壁画をみてきました。秋田の大富豪だった平野政吉は藤田嗣治の絵を好んで蒐集し、美術館をつくるのが夢で、その美術館を飾る絵としてフジタに依頼したのがこの壁画。昭和42年に夢がかない、100万人ほどが訪れたが、今年の6月で閉館となった。9月に秋田県立美術館へ移り、現在公開されている。

藤田嗣治作 ”秋田の行事”

全体像(ギフトショップで買ってきたミニ巨大壁画。今、部屋に飾ってある)


左側の冬の暮らしの場面


中程の竿灯まつり、七夕まつり


右側の山王祭と太平山三吉神社の梵天奉納


。。。。。

久里浜駅、ベスト10入りの貢献者は、”くりはまはなのくに”のコスモスちゃんと幼稚園生です。大田区の幼稚園生、バス6台でやってきました。














白いコスモスが見頃だった。



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杉山寧展/日本画を超えた日本画家

2013-10-22 09:23:58 | Weblog
横浜高島屋で開催されている杉山寧展を観てきた。回顧展というので楽しみにしていた。杉山寧というと、ぼくの印象では、池の鯉、飛翔する鶴、そして、すくっと立つ裸体美人だが、もっと変わったものもみたいと思っていた。

いきなり、第1章でその望みが達成された。美校では松岡映丘に師事したが、師からは大和絵にこだわらず、自分の道を進めといわれた。でも、初期の作品には映丘風もみられ楽しかった。

椿と乙女(1931年)


あまちゃん(1934)、正確には”海女”です 後年の裸体美女の萌芽がみられるような。


速水御舟の作風にも魅かれたようだ。一時期の御舟の絵に似ているような。”黒い海”


そして、第二章で抽象画に挑戦。昭和30年代、欧米から激流のように押し寄せた抽象画に真向う対決、とういうか立ち合いの変化か(笑)。4年間つづいた。こういう絵も描いていたのだ。
”相”(1961)


第三章はエジプト。このテーマの作品はこれまでもよくみていた。ここではこんな作品が。紀元前の美を直接みられるエジプトに魅了されたようで、たくさんの作品が。
”悠”


”品”


そして、お待ちかね第4章は人体。しかし、展示は二つの作品だけ。従来にない裸体画を目指した。からだの内側から何かが溢れてくるような充実感のある人体。人馬一体。

”生”


題名、わからない一字(汗)


第5章はカッパドキア。こういう絵も初見。


第6章の東洋で、富士山が。ぐるりと回って、一番きれいにみえる場所で写生したとのこと。杉山寧富士をはじめてみて、ごきげん。


第7章は、自然へのまなざし。鶴、鯉、孔雀とお馴染みの絵でしめくくる。
”薫”


画伯の言葉があちこちに。そのひとつ。私は目の前に存在している現象に惹かれて描くことはない。心に潜在しているイメージを基にして自然の姿を描いている。いってみれば心象の風景である。なるほど、日本画を超えた日本画家。

ちらしの表紙になった絵。画題は”土へんに光”なるほど、題名まで心象風景じゃ。 


いろいろな杉山寧をみられてごきげん。よけいなことを考えず、素直に楽しめるステキな展覧会であった。

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ひめつるそばとへんなきのこ 円覚寺

2013-10-21 17:50:18 | Weblog
円覚寺のひめつるそばが見頃になりました。




十月桜とコスモスのカップルも


秋明菊の紅白コンビも




へんなきのこ


へんなさるのこしけ


へんながいじん


へんなねこ


今日はまず横浜高島屋でこれをみて、北鎌倉に廻ったんでやんす


横浜駅と北鎌倉駅。まだ”秋田の行事と小百合”を出していない駅 ベスト10入りは、のこりあと一駅しかない。ぜひ横浜に入ってもらいたいと、駅構内をくまなく捜した。しかし、あったのは、このポスターだけ。 た、たしかに、秋田だけど・・・


北鎌倉のベスト10入りは絶望か。ポスターを貼る場所がない。


。。。。。

真央ちゃん、GPアメリカ、200点越えで優勝! ソチはソチのもんじゃやき。キムヨナはヨナヨナ嘆いてキムチ鍋(おらあ、これが大好きだ、寒くなってきたし、そろそろいいだんべえ)。
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上原投手 お見事、MVPに

2013-10-20 18:28:53 | Weblog
ぼくが数日前から予想していたように(えへんえへん)、上原投手、お見事、MVP!!!

相手投手は球界一、二のピッチャーだし、実際、抑え込まれていたし、この日は負けると思っていた。しかし、七回表のピンチで、田沢が登場。昨季の三冠王カブレラを二球で仕留め、味方のチャンスを呼び込んだ。なななんと、その裏にビクトリノが逆転満塁本塁打!!! 逆に、3点差でレッドソックスが俄然有利となった。そして、勝利の方程式、9回表、上原が登場! ぴしゃりとはいかなかったが、(走者一人出したが)、見事、無失点に。

ア・リーグ優勝が決まる。上原と捕手がだきつく。全選手が上原の周りに集まる。




見事な試合だった。田沢はたった2球で、優勝を決めた試合の勝利投手に。こちらもおめでとう! 上原はポストシーズン、5セーブ目。


そして、表彰式。上原投手にMVPが。文句のない受賞。授賞式には息子の一真君も出席。インタビューされ、お父さんより流暢な英語で応答。最初の質問には”アイ・ドント・ノー”と答え、次の質問には”エキサイティング”と。大歓声が挙がった球場だった。


次は、松井秀喜がとった、ワールドシリーズMVPだ!! ふたつ獲れば、国民栄誉賞だ!!

・・・・・

るんるん気分で、雨の中、隣りの駅の、映像ライブラリーのある施設に向かう。その駅で”秋田の行事と小百合”をみつける。”秋田の行事と小百合”シリーズ#9:本郷台駅(根岸線)。
東京、逗子、茅ヶ崎、大船、駒込、上野、辻堂、鎌倉駅につぎ、9番目。ベスト10まで、あとひとつ。横浜か、北鎌倉か、はたまた、渋谷、新宿、いけぶくーろか(森進一の盛り場ブルースの節でお願いします)、最後の決戦となった。

ただ、今日はカメラを忘れていたので証拠写真はありません。 この写真で、代用させてください。小百合さまも喜んでくださることでしょう。


追記

真央、GPアメリカのショートプログラム(SP)でトップ。明日のフリーも勝って、男子、町田につづき、優勝だ!!! 

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水谷八重子による朗読 ”滝の白糸”

2013-10-20 11:22:00 | Weblog
神奈川近代文学館に、生誕140年記念/泉鏡花展を観に行ったときに、土曜日に水谷八重子による朗読会があることを知り、前売り券を買っておいた。お題は、鏡花の”義血侠血”。

”義血侠血”というと通りがわるいけれど、”滝の白糸”といえば、年配の方なら知らぬ人はいないだろう。新派の人気演目だし、映画にも何度も上映された。先代の山田五十鈴や若尾文子が主役を務めていたっけ。とはいっても、ぼくは演劇も、映画もみていないし、その小説だって、ろくすっぽ読んでいない。それが新派の大御所がじきじきに朗読されるというのだからありがたい。さすが舞台女優さん、芝居をみているような朗読で、楽しめた2時間であった。

小説の舞台は金沢で、鏡花の生家に近い、浅野川の河原辺り。ぼくも去年、行ったばかりだから、すぐ目に浮かぶ。そこに見世物小屋が立ち並ぶが、ひときわ人気があるのは、妙齢の美女、滝の白糸の水芸であった。彼女は以前ここで出会った、乗合馬車の御者の姿が忘れられない。あるとき、天神橋の欄干にもたれ、茫然としている御者をみつけ、事情をきく。男は金沢の士族だが、父が亡くなり、財産もなく、また新たな職を探しているという。法律の勉強をしたいともいう。義侠心のある白糸は、これまで莫大な収入を散財していたが、これからは、稼いだお金は、その男の学資金にしようと決意する。時が流れ、ひょんなことから彼女は殺人事件を起こしてしまう。そして、金沢地方裁判所のシーン。白糸は、最後に法廷に入ってきた検事代理を見て青ざめた。三年間、片時も忘れることのなかった欣さんだった。・・・三年前、白糸に一生他人ではいまいと誓った欣也も、恩人とあの世とこの世に隔てられることを悲嘆し、死刑宣告の夕べ、自ら命を絶ったのだった。

”義血侠血”は鏡花22歳のときの読売新聞の連載小説で、紅葉のおびただしい添削や書き直し等があったようだ。これを元に、川上音二郎が、”滝の白糸”の演目で勝手に上演してしまい、紅葉の逆鱗にふれたとのこと。でも、その後、たびたび、”義血侠血”ではなく、”滝の白糸”として、新派により上演されるようになった。

朗読もなかなかいいもので、もうこれで、4,5回目になる。



鏡花の生家。現在鏡花記念館に。すぐ近くに浅野川が流れている。


浅野川。川沿いの通りは”鏡花の道”と呼ばれている。むかしは、この河原に見世物小屋が並んでいた。


川向こうは、粋な主計町茶屋街になっている。


ひがし茶屋街も近く。天神橋方面。


泉鏡花・生誕140年記念で観劇も。春猿のきれいなこと。鏑木清方記念館でも10/31から泉鏡花特集。


これは、鏡花好みのお好み焼き。冗談です。 その日、横浜で食べた道頓堀のお好み焼きでごわす。おいしかった。




イギリス館の前のバラが、だいぶきれいになってきました。


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泉鏡花展/ものがたりの水脈 

2013-10-19 11:05:22 | Weblog
神奈川近代文学館で開催されている泉鏡花展は、(ぼくにとっては)近来にない面白い文学展であった。面白いわけは、それがただの文学展ではなくて、鏡花組ともいうべき挿絵画家、装幀家である鏑木清方、水野年方、小村雪岱、橋口五葉らの作品が豊富に展示され、美術展的要素も加わっていたことにもあるだろう。

第1部/ものがたりの源泉では、昨日も少し触れたが、金沢で生まれ、9歳のときに母すずを亡くし、18歳に上京、鎌倉などを転々したあと、ようやく尾崎紅葉に入門する。紅葉は大変厳しかった人のようで、”印刷屋さんが困るので字をはっきり書くように、文章ももっと推敲するように”とか、有名になったあとあとまで細かく指示していたようだ。その手紙が展示されている。

当時の文壇を席巻していたのはリアリズムであったので、鏡花の作品は多くの批判を浴びたが、意に介さず、独自の作風をつくり出していった。さらに演劇との出会いで、鏡花の世界は拡がっていくのである。生涯作品は300にものぼるという。

麹町の書斎が再現されている。小さな小さな机があり、愛用の筆記用具や喫煙用具のほか、母から贈られた水晶のうさぎもある(酉年の鏡花のお守りにもなるとのこと)。最愛の妻、すずさんの若き日の写真も。偶然、母の名前と同じだった。神楽坂芸者だったすずさんの生きざまを反映させたのが、日本橋、婦系図などの作品である。多くの直筆原稿や漱石、芥川らとの交友関係が知られる手紙類も展示されている。

水晶のうさぎ


すずさん


第二部/ものがたりの水脈では、鏡花文学はいくつかの水脈があるとして、それぞれの作品を紹介する。ここに前述の挿絵、装幀本などが次々と登場し、目を楽しませてくれる。

はじめの水脈は”子供のまなざし”。子供特有の感性によって、日常との境界を越えていく不可思議な光景。これは鏡花自身の幼児体験に根ざしている。”龍たんたん”、”照葉狂言”、”国貞えがく”、”絵本の春”など。

国貞えがく 表紙絵(橋口五葉)



そして、”うつくしき女たち”。鏡花が描く女性はきわだってうつくしいが、社会や家に抑圧され、叶わぬ恋に苦しむ薄幸の女たちであった。”外科室”、”湯島詣”、”由縁の女”、”日本橋”など。

外科室 口絵(年方)


湯島詣 口絵(梶田半古)


日本橋 表紙 (雪岱)


”幻/もうひとつの世界”。この現世以外に、一つの別世界というようなものがある、と鏡花自身が述べている。こういう物語。”高野聖”、”夜叉ヶ池”、”天守物語”など。

高野聖 絵看板 (清方)


天守物語 (玉三郎)



”芸と技の世界”。芸の真髄を極めようとする能楽師や狂言師、技の極意を求める彫刻師、絵師、刀鍛冶などの物語。鏡花の父親は彫金の名工だった。”無憂樹”、”神さく”、”歌行燈”、”黒百合”、”風流線”

黒百合 口絵(年方)


風流線 口絵 (清方)


続風流線 口絵 (英朋)


てな具合で、たいへん面白い展覧会でごわした。まだ、書き足りないところがありますが、のちほど。

金子国義 2010年作。 鏡花文学をイメージして描いた作という、玉三郎みたい。 ポスター絵となる。 


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鏡花ゆかり 鎌倉と逗子の寺

2013-10-18 18:43:43 | Weblog
鏡花展の感想文を書き始めていたが、なにせ上原と田沢が所属するレッドソックス対タイガース戦をみながらなので、なかなか筆(正確にはキー打ち)が進まない。お昼の熊本ラーメンを食べている頃に、息詰まる終盤に入った。6回途中、4対2の場面で田沢登場、見事火消、そして7回も登板、打たれるも1点に抑える。そして、ブレスローの中継ぎがあって、8回途中から、上原登板。緊迫した場面であったが、イニングをまたいで、5者連続ぴしゃりの”完全救援”。すごいぞ、上原、ボストンでもお願いしますよ。

田沢


上原






ぼくもごくりと残ったスープを飲み干して、ブログ作成は止め、出掛けた先は、鎌倉と逗子。今日の散歩のテーマは”泉鏡花”。

まんず、逗子の岩殿寺(がんでんじ)を久しぶりに訪ねた。鏡花は明治35年と37年に、病気療養ということで逗子に滞在しているが、その折、散歩がてらここによく参拝した。


逗子滞在中は、台所仕事をお願いするということで神楽坂の元芸妓、すず女も一緒に住んでいた。これを知った、師の紅葉は激怒し、”女を捨てるか、俺を捨てるか”と鏡花に迫った。二人は、泣く泣く離別を決意するが、紅葉が亡くなったあと、結婚し、終生仲良く暮らす。胃腸病に加え、ノーローゼにもなったが、ここ岩殿寺の住職との4年間の交友関係の中で次第に健康を回復する。鏡花夫妻は、お礼として、のちに観音堂の脇に”心”の字の形をした池を寄進した。

観音堂


鏡花の池


山門の脇には鏡花の句碑が。
普門品 ひねもす雨の 桜かな (鏡花)



そして、鎌倉に戻り、訪ねた先は大町を過ぎて材木座にある妙長寺。鏡花は明治6年、金沢に生まれ、北陸英和学校を中退、明治23年に上京、尾崎紅葉の門に入ろうとするが、勇気がなく放浪していた。明治24年に鎌倉に来て、7,8月、妙長寺に滞在。そのあと、入門を果たした。のちに、ここの経験をもとにした小説”星あかり”を発表する。


案内板


鏡花ゆかりの鎌倉と逗子の寺を巡りましたでごわす。

今日の写真は色気がなさすぎる、って?。では、最後にこの方を。どかーん。


鏡花原作”日本橋”のお孝演じる玉三郎さまです。昨年末の日生劇場です。

。。。。。

ようやく鎌倉駅でも。”秋田の行事と小百合”シリーズ#8。
東京、逗子、茅ヶ崎、大船、駒込、上野、辻堂駅につぎ、8番目。ベスト10まで続けます


そういえば、小百合さまも鏡花作品に出ていましたね。玉三郎監督の”外科室”に。

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十三夜は上野でと思っていたが・・・

2013-10-17 21:41:15 | Weblog
今日は十三夜。十三夜のお月さまは上野で、と決めていたが、トーハクを出て、空を見上げてがっかり。東の空から西の空まで、雲だらけ。もうお月さまは現れているはずなのに、ゼンゼンみえない。ここで、晴れるのを待つかと迷ったが帰宅に決める! それが当たった!! 大船駅を出たら、目の前に、おっ月さまが。十三夜のお月さまが。うれしくてうれしくて我が家まで、ずっと、空を見上げて歩いたよ。ちょっとつまずいたけど。 雲間に隠れたり、出たり、隠れたり。もちろん、我が家のベランダからもみえる。月見でいっぱい、十三夜。(十三合にしようとおもったけれど、三合でやめておいた)





上野では、ターナー上げになっていたターナー展を観たし、シャン、シャン、ハイと手を打って、前回、入らなかった上海博物館展はみたし、ステキな金縛りの十三夜の日であったのだ。




東洋館常設展示も。








そうそう、ぎんなんがいっぱいだった、東京文化会館前のいちょうの木。


あ、そうそう、今朝の記事に追記がありますので、もう一度、みてくださいね。
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台北・故宮博物院展 正式決定

2013-10-17 10:10:13 | Weblog
昨晩、トーハク広報室ツイートで、台北・故宮博物院展の日本開催が正式に決まったことを聞いて喜んでいた。そして、今朝の朝日新聞にも、そのニュースが載っていた。

すでに、7月下旬に本ブログにおいても、”台湾の中央通信社は、7月25日、翡玉白菜など人気のある展示品を出展する見通しになったと伝えた。さらに、”肉形石”、唐の孫過庭の”書譜”も出展見通しであるという”の産経新聞記事の紹介をした。翡玉白菜と肉形石がそろって来日するとは、と驚きの感想記事をコーフンして書いたものだ。そのとき、こんな大事なニュースを、何故、朝日は書かないのかとヒハンしたが、なんとこの展覧会を主催する側であったノダ。だから、正式発表があるまで黙っていたんだろう。すまん。ごめん。

正式展覧会名は”台北 國立故宮博物院/神品至宝”。
日程は、東博が2014年6月24日(火)~9月15日(月・祝)、九博が2014年10月7日(火)~11月30日(日)。

そして、目玉展示の”翠玉白菜”は東京で、”肉形石”は九州で、それぞれ2週間限定の展示となった。この2点の海外展示は初めてというし、故宮博物院としては、これがぎりぎり許されるところでしょうかね。そして、王義之の”定武蘭亭序”(九州のみ)、孫過庭の”草書書譜巻”(東京のみ)も来日と、朝日新聞記事にある。絵画や陶磁器などの情報はない。

交換展として、”日本美術の粋/東京・九州国立博物館精品展”が16年10月から翌年1月まで、同院南分院(15年末開館予定)で開かれるとのこと。交換展には東博が引っ越すというくらいの名品を出すようですよ。”日本で台湾の名品を、台湾で日本の名品を”なんてコピーで旅行会社が売り出すかも。

ようやく実現した故宮博物院展。何故、長引いたか、朝日新聞の記事ではよく分からなかったが、毎日新聞記事で氷解した。”日本展を開催した場合、中国政府が所有権を主張し、展示文物の差し押さえを求める恐れがあった。そのため台湾政府は、日本に差し押さえを防ぐための法整備を求めていた。2011年、日本で「海外美術品等公開促進法」が施行され、文物の台湾への返還が法的に保障されたことを受け、日本展開催に合意した。” なるほど、そういうことか。やっぱり、いろんな新聞に目を通さねばあかんというこっちゃ(笑)。

翡玉白菜。 今年4月に台北でみてきました。これら名品が揃う部屋は、2、3時間待ちですよ。中国人旅行者が殺到してますのでね。トーハクでも2週間は長蛇の列でしょうね。


肉形石


今朝の朝焼け雲。肉形雲のような。


。。。。。

追記

このあと、上野に遊びに行ったのだが、途中で、主催新聞社であるのに、37面にちょっこっとの記事はおかしいナと思い始めたのじゃ。そんで、念のため産経新聞を買ってみた。おどろいたことにゃ、一面に記事があるんじゃ。さらに、16面で半ページも使って、名品紹介もある。えっ!主催新聞社でもないのに、これ如何に?とよくみたら、主催新聞社は朝日だけではなく、産経も読売も、毎日、東京もと、全国紙ずらりとなっているじゃないですか。朝日はひとことも触れていない

そんで、さらに、読売新聞を買ってみると、産経よりさらに大きな扱い、一面のほか、21面で1ページつかって、展示作品の詳しい紹介。ゼンゼン違う!!! まったく

これで情報たっぷり。わいの好きな汝窯の青磁が4点もくることが分かったし、うれしかあ。 

できれば、これも来てね。北宋/定窯 ”白磁嬰児枕”。

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海蔵寺 竜胆とホトトギス

2013-10-16 18:38:05 | Weblog
台風一過、午後は扇ヶ谷の海蔵寺まで散歩。お目当ては竜胆とホトトギス。2週間ほど前は、一、二輪ほどの竜胆だったが、今日は何十も。誰もいない境内でゆっくり竜胆見物。









ホトトギスも満開になっていた。


紫苑は朦朧体に。もう老体カナ 2週間前は若々しかったけんど。




紅葉も見頃になりました。


北鎌倉からの散歩道でみかけた、線路沿いのセイタカアワダチソウ。すっかり見頃に。


柿も見頃に。


レッドソックスの上原。緊迫した一戦を制し、見事3セーブ目。ますますいい顔になって、見頃になってきたのう。


おまえも、ますます見頃になってきたのう。


鎌倉市の市章は笹竜胆じゃけん。鎌倉市役所にて。


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