まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

初めての電車

2006年05月14日 | 工作室から
客車と気動車に浮かれていると思われている私ですが、唯一ですが電車を作ったことがありまして、それがクモユニ147です。
そもそも、『古の飯田線』シリーズとして旧型国電を集めておりましたが、毎年夏に東急百貨店の日本橋店で開催されていた鉄道模型ショーに於いて、伝説のエンドウ“スカ”ボディーシリーズで119系のセットを購入したのが運の尽き、勢い余って岡山の某模型店で『荻原教』のクモユニ143キット(ほぼ、同一車体)を購入し、クモユニ147に仕立て上げました。これもクラブの競作ネタとなりました。完成後になって、雨樋の形状を間違っている事に気付きましたが、訂正できないまま今に至っております。印象が全く違うでしょ?
エンドウ119系を、最初に購入したのがクモハ+クハの2両セットでしたが、2年後に片運クモハ119を追加購入しています。これもまた“スカ”ボディーシリーズなのですが、この購入には壮絶なドラマが…

97年夏の模型ショーで、エンドウブースの“スカ”ボディーコーナーで、人だかりの後から様子を眺めていた私は、一瞬見えた水色の車体を見逃さず、カメレオンのごとく、人だかりの中からその車体を掴み取りました。
別の角度から見ていた、セノハチさんは同じく水色の車体を見つけ、私を探そうと思った瞬間に、見ず知らずの人が手を伸ばしたと同時に、更にその背後から一瞬伸びた手に鷲掴みされた水色の車体を見ながら、『まろねふさん、残念…』と思ったそうでしたが、暫くして人だかりの中から、水色の車体を手にして出てきた私に大変驚かれたそうです。
別の人がまさに手にしようと瞬間、背後から瞬時に伸びた手に驚き、商品を奪い取ったのが、実は私だった… まさに笑劇的だったとか(笑)

話が脱線しましたが、このクモユニは特に解説することが無い、素組みの車両なんです。床下はカツミのプラ製の安い製品で、クモハ119から転用した動力装置を組み込んでいます。変った点といえば、ヘッドライトレンズが無かったので、木工用ボンドの特性(乾いたら透明となる)と、表面張力を利用したものになっている程度です。

飯田線旧型シリーズは結局流れてしまいましたが、この119系とED62で飯田線シリーズとしています… こうなると165系も要るのかな?