まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

琴電 81

2006年05月22日 | 廊下から
私のお気に入りだった、琴電の第2弾。80型(二代目)の81号です。
この車両は、昭和51年に東濃鉄道からやってきましたクハ201で、更にさかのぼると、大正15年製の南武鉄道モハ100となります。
80型の登場時には、82号と2両が存在していましたが、昭和58年に元三岐鉄道1013型が登場したのに伴い、860・880・890型が志度・長尾線へ転入し82号が廃車、残った81号は同じく東濃鉄道から来た72号と組んで、長尾線で使用されました。
平成6年の志度線分離時に、志度線へ転属しましたが、ここでは予備車扱で定期運用が無く、今橋の車庫に留置されている事が殆どでしたが、平成10年に600型の増備により廃車となりました。
実はこの車両、走行している姿を見たのが、初めて訪れた昭和63年12月の1回だけで、後はラッシュ運用を終えて、平木駅に留置している姿を目にするのが殆どでした。今のように簡単に情報が入るわけでもなく、いつも行き当たりばったりの撮影でしたので、走行シーンが記録できず、乗れなかった事が今でも悔やまれます。81号のナンバーの切り抜き文字が、手元に残っているのが、せめてもの救いでしょうか… 


営業についている唯一の姿。760の後が81。 昭和63年12月 瓦町


朝のラッシュ運用を終えると、平木で留置されていました。平成5年5月


志度線予備車となった晩年、連結側が顔を見せた時の1枚