まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

珊瑚の客車…2

2007年01月12日 | 工作室から
製作中だった珊瑚製のオハニ30も、本日無事に塗装待ちとなりました。
HOを始めた頃に無謀にもチャレンジして失敗した苦い経験から、今回は慎重に製作しました。


荷物室側

客室側

基本的にはキットのパーツを用いて組み立てましたが、細かい部分でパーツを交換して少しだけディティールアップをしてみました。
パーツの変更箇所ですが、次の通りです。

①側雨樋及び妻面雨樋を、KS製二段雨樋に交換。

妻雨樋は、中央部分を半田で仮付けした後、車体のRに合わせててでジワジワ曲げて半田で固定しました。漏斗の部分は、余っていた帯材を丸めて半田を盛って固定し、後はヤスリで修正し、形状を整えました。この手の修正は気動車キットで手馴れているので、鼻歌交じりで出来ました(笑)

②縦樋を新製

縦樋は、Φ0.7真鍮線で新製して、配管押さえの部分には現物合わせで、0.6×t0.2の帯材を巻いて、車体にイモ付けしました。

③尾灯パーツを天賞堂大型テールに交換。

私は個人的に気に入っているパーツで、尾灯パーツは天賞堂製に統一しています。この製品は若干大きめなのですが、模型的には少し大きめのほうが見栄えが良いのではと思います。


妻板部分

床下部分は基本的に製品のままですが、戦後の姿ということで蓄電池箱はエコー製のものに交換しました。最後まで悩んだ水タンクは、あまりにもゴツイ台枠に阻まれて取り付ける事が出来ませんでした。パーツも無いので真鍮板を丸めて作る気があったのですが…今後の課題です。


個人的な趣味でこちら側にも幌を取り付ける予定です。

さて、この後に塗装作業となるのですが、キャンバス部分にスウェード調塗料を吹いて、ベンチレータと幌吊りステーを接着し下地塗装の手順になります。

さて、明日からはオロハ30でも組もうかなと思ってます。僅かな時期しか存在しなかったのですが、二等級制時代の姿にするつもりなので、早く番号も決めないと…

この番号選びも、楽しいんですよね…(笑)