まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

琴電950

2007年01月16日 | 廊下から
模型の世界で、オハ31系客車に浮かれている私ですが、実際に触れ合えたのは佐久間レールパークのスニ30のみです。
しかし、その成れの果てならばある…ということで、琴電950の写真をペタリと。

昭和39年8月、国鉄からオハ31137・299を制御付随車とするため購入されたもので、琴平線で活躍しました。960が昭和59年、950は平成9年に廃車となりました。
台枠を流用して車体を新製しているので、端部の絞りや妻面の後退角、そしてアンチクライマーが客車時代を髣髴させます。当初の計画では、車体はそのままでデッキ部分に運転台を設け、車体に客ドアをぶち抜く予定でした。計画通りに登場していたら、それは不気味な車両となっていたことでしょう(笑)


珍しく顔を見せた950 仏生山車庫 平成9年4月24日

連結面から。

950の最晩年は、平日朝ラッシュ時に高松築港~一宮間を1往復するだけの運用で、しかも4連の中間に連結されていた為、顔が見れたのはこの一度きりでした。またこの日には、レオマワールド輸送の増結運用に使用されて、日中に950を先頭に琴平線を快走している姿を拝めました。が、結局は乗れず仕舞い…一度乗ってみたかったなぁ(涙)