まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

一畑の保存車

2007年12月12日 | 廊下から
またまた、一畑電鉄つながりなんですが… 

一畑電鉄の電車が引退後に保存された例は少ないようで、私が知る限りでは3両しか知りません。現在では、残念ながら1両が解体されてしまいましたが、残り2両は健在のようです。古きよき時代を伝えるこれらの電車、いつまでも大切にして欲しいですね…

デハ6+デハ3 敷地外より撮影 平成16年8月16日

沿線の某保育園に保存された、大社線用ワンマンカーだったデハ1です。デハ3は原型に復元され、旧塗色となっています。この保育園のシンボルとして、かわいい園児たちや、後輩の電車達を見守っている事でしょう。

この車両、現役時代には何度かお世話になりましたが、直線の多い大社線を釣り掛けモーター音も高らかに走る姿が今も印象に残ってます。


デハ23 平田市内 同上

ご存知、最後まで残ったデハ20で、廃車後に平田市に払い下げられ図書館(?)横の空き地に保存…いや放置されていました。払下げ後、特に手入れされたような様子も無く、画像のようにかなり荒れ果ててしまい、この撮影後しばらくして解体処分となってしまいました。

一畑電鉄に残る旧型車は、デハニ52・53の2両となってしまいましたが、制動装置の二重化等の保安基準の一部変更により、最近は殆ど動かないと聞きます。
これらには、いつまでも古きよき時代を伝えて欲しいと思いますが、現実を考えると…