まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

1908号

2008年03月22日 | ひろでん
当ブログの常連コメンテーター、シンコー様のブログで広電1900型が紹介されています。京都からやって来た直後の珍しい画像は、皆様もご覧になられたかと思います。

さて、その中でも触れられていますが、一番最初に竣工した1908号は、京都時代に埋められた扉を再利用した窓枠が、現在も残る唯一の車両です。

例によって、車庫の中で同車をネチネチと撮ってまいりました(笑)


車庫で待機中…


固定窓部分を拡大

よ~く見ると、旧ドア時代の水切りも残っています。


他車は開閉窓に改造されました。(画像は1904号)

ドア幅そのままで、開閉窓に改造しているので、他の客窓に比べて寸法が異なります。

さて、ここからは初公開(多分…)の、シートに隠れたドア部分です。


シートを捲るとニス塗りのままのドアが…

拡大すると…(全て許可を得て撮影)

現在、内装は全てペイントされておりますが、シートに隠れた旧ドア部分に京都時代のニス塗が残されています。


旧ステップ部分

埋められた旧ステップ部分には、ドア外枠の骨組みが現在も残されています。

さて、最後になりましたが1900型の前身、900型918号(現1903号?)の貴重な写真を、奥野利夫様のアルバムより提供していただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。



1900型は譲渡された全15両が健在で、1~9が千田車庫に、10~15が江波車庫に配属され、市内線全線でその活躍を目にする事が出来ます。よ~く考えたら、京都時代より広電にいる方が長いんですね(笑)