まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

功績…?

2008年04月17日 | ひろでん
18年近くも運転士をやっていると、良い事や悪い事…色々な事がありましたな。でも1番の思い出は何と言っても『イベント電車』を数多く乗った事ですな。

乗って楽しむ方が中心だったので当然画像なんて少ない…そこで『路面電車撮影日記』をWeb発信されている“タツヤ模型”様より多くの画像を提供して頂きましたので紹介します。因みに、全て私が運転しています。


76号運転中… 平成14年7月13日 

イベント電車で最も多く乗ったのが『ドルトムント』でした。比治山線の朝ラッシュ運用で慣らしたこの車両で、白島線を含む市内全線で運転をしました。こんな経験をしたのは、千田では私を入れて2人だけの筈…


花電車 平成19年5月3日 白神社前交差点

ここ数年、花電車の担当が江波だったので、走る姿を見る度に悶々としていました(笑)
昨年のフラワーで久々に運転する機会がありましたので、法被を引っ張り出したり音楽テープを探し出して、それを流しながら走りました。意外に評判が良かった…はず?


新横川駅電停開業式典記念電車 平成15年3月27日 

現在の横川駅電停が移転した時の記念電車では、多くのカメラに囲まれる中で緊張しながらの運転でした。この時は、横川駅~ドーム折返しの変則運転でしたな。
それよりも、式典中で祝辞を述べる常務の後で、電車に向かって一生懸命ネクタイを直す姿がニュースで流れた方が、よっぽど恥ずかしかった…(笑)


マックス出発式典 平成17年3月30日 千田車庫

やっぱり、一番の晴れ舞台がこれですな。花束貰ってインタビューを受けるまでは良かったが、まさか密着取材まで受けるとは… 


被爆電車654号 平成18年6月25日 江波

廃車となった654号。その本当のラストランだった千田車庫から江波車庫への回送も担当しました。
しかし、未だ『ドナドナ』の歌詞が思い出せん…(笑)


平成15年12月21日 紙屋町西~ドーム前

クリスマス電車の第1回の運転は、若かりし頃のI課長と私の2人で乗務しました。当初はサンタの格好で運転してましたが、ある年から運転士はトナカイの格好になりました。このきっかけを作ったのも私だったりする…(笑)
それよりも、立町付近で起動不能となりサンタの格好のまま軌道敷を走り回ったり、連結作業をしたのが、一番の思い出か…(笑) 翌日、車庫で『再起不能かも…』と言われた時は、さすがに焦りましたが…

こうして改めて見ると、私が『イベント運転士』と呼ばれる所以が判るような…

U山『何を今更! アンタが好き好んで乗ったんぢゃろう!』
まろ『・・・』




突然ですが…

2008年04月16日 | ひろでん
本日、4月16日を持ちまして電車指導運転士の職を解かれ、専任教師として養成所勤務となりました。平成2年7月9日付で電車運転士として登用され、17年9ヶ月余りの運転士人生でした。これからは事務職となります。

内示を受けて以降、『もう、運転する事が無いのか…』そう思うと、寂しさや今までの思い出、これから先への不安とが入り混じり、余り眠れない日々が続きました。
しかし、“運転する事が無くなり寂しい”とばかり言っておれません。新たな『やり甲斐』を見つけて前向きに行こうと思います。

これからも宜しくお願いいたします。


もう乗れないのかなぁ… 平成16年7月1日 広島駅前




ワフ29500

2008年04月09日 | 廊下から
先日のツーリングで出会ったワフ29500の廃車体、その筋の方には結構有名なシロモノのようです。しかし、私にとっては初対面なので、公道上からしっかりと観察してきました。


まずはお尻から…

第一印象は『ド派手に塗ってあるなぁ』でしたが、近付いて見ると錆止めを塗ってあるだけでした。ただ表記類は塗り潰さず残されています。何か意図があったのでしょうか…?


デッキ側

デッキ側に回ると、扉が開いており車内がチラリと見えます。ここから見る限り原型を留めているようですが…


旧様式の常備駅表記

緩急車としては旧様式になる、常備駅表記が残っています。これから『札鉄局 岩見沢駅常備』と読み取れます。因みにこの車両番号は…

ワフ29677 仙コタ(小牛田常備)
全検…56年5月 盛岡工
交検…60年3月 篠ノ井区

何か妙だな~?


銘板も…

床下を覗き込むと、床下機器が全て残っていました。配管までもが手に取るように判り、拘りモデラーにとっては貴重な資料ですね。ただ、床板は朽ちて殆ど無くなっていました…

私は久しぶりに緩急車の完品(?)を見て、ちょっと興奮してしまいました。

プラグ交換

2008年04月08日 | カブ
今日は午後から天気も良くなり、久々に愛車を洗ってワックス掛けをしました。さて、ついでではありますが、この機会にエンジンプラグの交換も行いました。



燃費の向上を狙って、イリジウムプラグへの交換です。今回使用したのは、DENSO製IUF22です。
まずは、マニュアル通りにレッグシールドにあるキャップを外し、プラグ部分を露出させます。



気休め程度にしかなりませんが、カメラ用のブロワでプラグ部分に溜まった埃等を取り除きます。こうする事で、シリンダ内に異物が入る事を防ぎます。次にケーブルを外し、車載工具のプラグレンチで慎重にプラグを外します。
外したプラグを見てみると、思ったほどカーボンは付着していませんでした。


左側が外したプラグ

さて、新品のプラグにはコードの接続部分にアダプタの様なものが付いていますが、これは必要ないので外します。そして、プラグをシリンダヘッドに取り付ける訳ですが、マニュアルにも書いてある通り、ネジ山がきちんとかみ合っている事を確認し、手で慎重にねじ込みました。そして最後にレンチでしっかりと締め付けました。

工程や注意点をネットや本で調べたり、詳しい方からアドバイスを受けたりして、何度もイメージトレーニング(妄想…?)していたので、意外と簡単に交換作業が終わりました。交換後にエンジンをかけて見ると、キック1回でエンジンが始動…ちょっと気持ちよかったですね(笑)

さて、燃費がどれだけ良くなるかが楽しみですな。

10系DC…6

2008年04月07日 | 工作室から
前回、車高の調整をどうしようかと書きましたが、Fおぢさんからアドバイスを頂き、枕梁の上に真鍮板をハンダ付けしてみました。


加工前

枕梁の上に真鍮板をハンダ付けするだけの簡単な加工なんですが、かなり熱をかけてやらないとハンダは流れません。冷えてハンダが固まるまで時間が掛かりますから、ここの所は要注意です。
スペーサーの真鍮板は、先日切り出したやつを再利用しています。これにM2ネジの下穴Φ1・6を開けて、ハンダ付け後にM2のタップを切ってやります。枕梁部分にはネジが届かないのですが、念のためタップでネジを切り直しました。


加工後

真鍮板をハンダ付け後、台車を再度組み立てて見ました。今度はどうなる事やら…


キハ11仮組み

さて、台車を全て組み立て、車体を載せてみました。どうです? 印象が随分良くなったでしょ?


KATOキハ65と並べると…

さて、気動車における重要なポイントは、窓下の塗別けラインが必ず揃う事です。とりあえず、KATO製キハ65と並べてみましたが、どうですか?
私はラインが揃った事よりも、この車体高の違いに萌えてしまいました(笑)

でも、ここで並べたキハ11は朱色1色になる予定… 塗別けラインもへったくれもないんですが(爆)