日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

2010年 ヨーロッパへの旅 ブリュッセルー4

2010-10-27 18:03:32 | 2010年 ヨーロッパへの旅 ブリュッセル~ルクセンブルグ~LON~バーゼル
9月3日

今日はまたブリュッセルの市内観光。
まず、王宮。
ベルギー国王の執務宮殿で、
屋根に国旗が揚がっている時は王様が執務中とのこと。



たくさんの小学生達が並んで見学していたが、
事前に申し込みをしなければ中に入ることは出来ない。
もちろん、我々は表を見ただけだった。


次に王立美術館に。




ルーベンスの絵が数点と、ベルギーの画家の作品、
モダンアートなど7000点が展示されているという。

11時半、チケット売り場で
「12時から1時までは休憩時間だ。」と説明があった。

日本では係員が交替で休憩するのが普通だから、
不思議に思ったが、ルーベンスの部屋に入ろうとした、
正にその時、係員が「すみません。
私達はランチタイムに入ります。
館外に出て下さい。」と言う。

日本では考えられないことで、驚いてしまった。
もちろん、チケットがあれば再度入場出来るが、
それにしても・・・・
交替で昼食を取るという発想は浮かばないのだろうか。

仕方がないので、後で回るつもりでいた
チョコレート博物館へ行くことにした。

その途中、モン・デ・ザール(Mont des Arts)
芸術の丘という意味らしいが、
ここから眺める景色はとてもすばらしかった。



後日談になるが、帰国後、テレビニュースで
菅総理大臣が笑顔で写っていた背景に
この丘からの風景があり、
ブリュッセルで会談があったことを知った。

チョコレート博物館では、
ヨーロッパのチョコレート作りの歴史を学んだり、
ベルギー独特の手作りチョコの実演や試食、
甘い香りの中で楽しいひとときを過ごした。



この美しい女性から、作りたてのチョコを
コーティングしたビスケットをもらい、口にほおばる。



そして、この白髪の男性が
30分間いろいろなチョコレートの作り方を実演、
多数のチョコ型をフランス語で説明してくれた。
言葉は何も分らないが、
しぐさやグラムなどという単語で、何となく理解出来た。

最後にここで作ったチョコが配られたが、
前のグループは大勢の人達がおり、もちろん一つずつ。
ところが、
我々は若い美女が5~6人と中年夫婦が2組だったので、
うれしそうに、もう一つずつ配ってくれた。
どこの国の男性も若い美女には弱い。
お陰で、私達はちょっと得をした。


そして、もう一つ得をしたのはカカオの勉強が少し出来たこと。



これはカカオの花で、年中咲き、
この中のいくつかが6ヵ月後に結実するという。
香りはないそうだ。



実は枝だけでなく、幹にも成り、この実の重さは約3キログラムほどあり、



中の種子が30~40個、これがカカオの原料になるそうだ。

ネットで調べると、カカオの種類もたくさんあり、
花や形も少しずつ違うようだが、
そこまで詳しくなくてもいいか・・・ナ。

次はすぐお隣のビルの中にあるビール博物館。
いろいろ試飲させてくれるという。



ところが、今日は一年に一回のビール祭りのため、入館禁止。
しかも、祭りは夕方からなので仕方なく、
また、王立美術館に戻ることにした。
階段を上って15分。
坂道を行ったり来たり、大変なことだった。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年 ヨーロッパへの旅 ブリュッセルー3

2010-10-24 00:27:48 | 2010年 ヨーロッパへの旅 ブリュッセル~ルクセンブルグ~LON~バーゼル
9月2日

今日はブリュッセル中央駅からIC電車で20分、
メッヘレンという町へ日帰りで出かけた。

駅に降り立って、15分ほど歩くと
中心地グローテマルクト広場に出るが、
そこまでの街の景色がとても美しい。






ここは小さな町だが、ネーデルランド(今のオランダの辺り)が
マルガレータの治世下にあった16世紀前半(1506~1530)
女王の住む町として繁栄していたそうだ。

マルガレータは神聖ローマ皇帝マクシミリアンと
ブルゴーニュのマリーを両親に持ち、その甥が後のカール5世で、
両親を亡くした彼を引き取って
立派な帝王に育てたということでも有名な人らしい・・・

彼女の宮殿跡を探したがよく分らず、
その辺りで歩いている人達に聞いてもよく分らないようだった。



多分、この建物がマルガレータの宮殿と思われるが、
統治者の宮殿にしてはきらびやかさがない。
(間違えていたらごめんなさい。)

写真の一番左手が、この町で一番高い聖ロンバウツ大聖堂。



高さ97,28mで、300年かけて造られ、
ベルギーでも代表的な建築物の一つとされ、
フランスの建築家ヴォーバンは世界八大驚異に数えているという。

足を踏み入れた途端、荘厳なパイプオルガンの音が聞こえ、
胸が高鳴った。



誰かが練習をしているらしく、音は途切れ途切れだったが、
音のすばらしさ、内装のすばらしさにその場を離れがたく、
1時間近く座っていた。

その間に夫は514段の階段を登り、
巨大なカリヨン(組み鐘)を見、
頂上のバルコニーから絶景を眺めて来たという。



残念ながら、もう上まで登るのは嫌だったので、これはあきらめた。


気が付けばもう3時。
広場の入り口に近い、広場を見渡せるレストランに入った。



トマトスープも、



スパゲッティ・ポロも、ブリュッセルで食べた物よりずっとずっと美味しく、



特に、日本のクリームコロッケの元祖と言われる
小エビのクロケットは、本当に、本当においしかった。



どなたか行かれる時は、このオーナー?とウエイターを目印に
探されると間違いない!・・・・と思う。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年 ヨーロッパへの旅 ブリュッセルー2

2010-10-19 11:30:52 | 2010年 ヨーロッパへの旅 ブリュッセル~ルクセンブルグ~LON~バーゼル
9月1日 (水)


世界中から集められた歴史的な楽器が、
7000点展示されているという博物館で2時間遊んで、
グランサブロン地区のレストランで昼食を取り、
1619年に造られたという最年長市民?
の小便小僧像を見に行った。



通りの片隅にある像、とても小さなかわいい坊や。



すでに380歳を超えている坊や。
毎年作られる彼の衣装は、
王の家に展示されているらしいが、私達は見ていない。

ジャンネケ・ピスという女の子版の小便小僧?も
ガン・エイズ撲滅運動を目的として1987年に作られているが、
これも残念ながら、見てはいない。



通りを挟んで、チョコレートで有名なゴディバの店があり、
そのウインドウ内に、イチゴが飾ってあった。
うん、これなら私にも出来そう・・・いつか試作してみよう。



通りに面して、たくさんのワッフルのお店が並んでいた。
やはり、話の種に試食をしなければ・・・・



シンプルな物をと思ったのだが、いちごはあまりお勧めではない。
春か夏なら美味しいのかもしれないが・・・・






ブリュッセルの中心広場グラン・プラス。

すばらしい建物に囲まれた広場に
テントが張られ、毎朝、花市が開かれるという。
本当に美しい建物に驚かされたが、テントが邪魔だと感じた。

この近くで夕飯をと思っていたが、
結局、遅めの昼食とワッフルで、お腹が全く空かず、
夕飯は小さなトマトを5~6コ食べただけで何も入らなかった。

 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年 ヨーロッパへの旅 ブリュッセル-1

2010-10-18 01:27:13 | 2010年 ヨーロッパへの旅 ブリュッセル~ルクセンブルグ~LON~バーゼル
9月1日 (水)

昨夜は眠くて眠くて、風呂に入りすぐ寝たものの、
夜中3時近くに目覚め、その後2時間ほどどうしても眠れなかった。

気が付けば朝8時。
食事を取り、12時近くまでゆっくり過ごし、市内見物に。
ホテルから歩いて5~60メートルの所にモニュメントがあり、
よくは分らないが、戦没者の慰霊祭と思われる集会が
開かれていた。
ヨーロッパではよく見られる風景だが、
わが国ではあまり出会ったことがない。



さらに2~3分歩くとブリュッセル公園。(Parc du Bruxelles)

ここは1830年にオランダ軍との戦いがあった所で、
その5年後にフランス庭園に造り変えられたという。
大きな噴水があり、家族連れや恋人たちが周りのベンチで戯れ、
大勢の市民ランナーも駆け抜けて行った。



公園から出るとすぐ近くに楽器博物館があった。
(Musee des Instruments Musique)
2000年に改装されたばかりと聞くが、何と入場無料。
しかも、受付ではイヤホーンも貸してくれると言う。
日本語を…と頼むと、全部音楽ばかりだから…言われた。



リモートコントローラーもなく、
どこで合わせるのかと不思議に思っていたら、
ある楽器の前に立つとその楽器の演奏が聞こえてきた。
何百年も前の楽器の音まで・・・。



音楽の好きな人や楽器に携わっている人なら、
ワクワク興奮することだろう。

他の階に行くとステキな音が聞こえてきた。
行ってみると観客もいた。
初めて見た楽器とコントラバスの演奏。
楽しくてそこに立ち尽くして、しばらく聴いていたが、
この楽器の名前は結局分らなかった。






楽器博物館、ここはお勧め!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010年 ヨーロッパへの旅 

2010-10-15 23:52:18 | 2010年 ヨーロッパへの旅 ブリュッセル~ルクセンブルグ~LON~バーゼル
8月31日(火)


今年も夫の仕事に付いてヨーロッパへ行って来た。

2005年から始まったEU旅行。
今年で6回目になる。
法政大学のE M S(Environment Management System)研究会で、
ヨーロッパ数カ国の研究機関や大学、企業を訪問して、
環境経営システムについて意見交換をし、
日本との違いを検証する・・・

その前に、二人でベルギーのブリュッセルと
ルクセンブルグへ観光に立ち寄った。



13時20分 成田発
日本からベルギーへの直行便はなく、
アムステルダムで2時間待ち合わせとなる。



広い待ち合わせロビーには、大きなテレビや
いろいろな形の椅子が置かれ、
それぞれ思い思いの椅子に座ったり、
寝そべったり、パソコンを広げたり、
結構ゆったりと過ごしていた。

ブリュッセルのホテルRoyal Centralに到着したのは
その日の夜中、時差は基本的に日本と8時間遅れになるが、
今はサマータイムのため、7時間遅れ。
はるばる正味13時間の旅・・・

まだまだ元気!


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする