昨年の秋、ピクルスさんから
「とってもいい本なの。返さなくていいから、もし良かったら
他の人に回してあげて・・・。」と1冊の本を預かった。
丁度その頃、ヨーロッパの紀行文を書くのに必死で、
その内に、と思いながら忘れてしまっていたのだが、
6月の初め、本箱の隅に立てかけていたこの本を見つけ
あっという間に読み上げた。
心がホンワリと温かく、やさしくなるマンガだった。
そして、本とは全く関係ないのだが、
主人公が着物を着ていたせいか、
姑が昔よく作ってくれた「かぶら蒸し」が頭に浮かび、
冷蔵庫の中の有り合わせで作ってみた。
昔はよく作っていたが、もう20年近く御無沙汰だった。
姑の味、とても懐かしくおいしかった。