5月10日
母が「足利の藤」が見たいと時折言っていた。
丁度、クラブツーリズムのパンフレットの中から
「日本最大級!約450万本の青い花の絨毯 ネモフィラの丘」
「世界最大級の藤ガーデン!あしかがフラワーパーク」の
うたい文句に引かれ、申し込んだ。
当日、最初に連れて行かれたのは、復興したばかりの那珂湊だった。
3月11日の東北大地震による津波の被害でかなりの被害があったとのこと。
私は今回で3回目だが、こんなに寂しい魚河岸通りを見たのは初めてだった。
添乗員さんが遠慮がちに「風評被害でかなり売り上げが落ちているそうです。
もしよかったら、何かお土産でも・・・」と言われた。
今回、那珂湊のことはパンフレットに全く載せていなかったが、
今までは、最も人気のあったツアーだったに違いない。
何とか活気を取り戻して欲しいと、急遽、行程に入れたのだろう。
今夜のおかずに金目鯛、鯵、あさりなど買って、冷蔵してもらった。
次に、ひたち海浜公園のネモフィラの丘に行った。
かなり広い公園で、母は平地ならいくらでも歩けるが、勾配のある所は苦手、
上まではあきらめて、下の方で初めて見るネモフィラやチュ-リップを楽しんだ。
秋には真っ赤に紅葉したコキアの丘がすばらしいらしい。
こちらも見てみたい。
最後の行程、足利フラワーパークに着いた時は、かなり激しい雨になり、
せっかくの藤の花の美しさが半減だった。
どちらが雨女なのか分らないが、どうも二人で出かける時、雨に遭うことが多い。
仕方がない、また、来なさいというお告げかもしれない・・・
もう一度、挑戦してみよう。
でも誰がそうなのかはわからない、
組合わせ、相性かもしれません。
でも気の合った人とでかければ
雨でも楽しいものだし
違った景色が見られますね。
そのときは残念でも
後に楽しみが残っていいですね。
私の場合は弘前のさくらですが。
目的を果たせずそのまま帰宅したり・・・
そうそう、旭川の動物園でも雨でした。
でも、それはそれで、記憶にもはっきりと残り、昔話にも事欠きません。
でも、誰でも皆、晴の日ばかりではありませんよね。
来年こそ弘前の桜が待っていることでしょう。
ちろへいさんが恋焦がれている弘前へ、
私も行ってみたくなりました。